世界を舞台に、事業運営をリードする 牛木 真之/新卒/Istanbul PPP SAGLIK YATIRIM A.S.
2026年10月1日
2026年10月1日
現在、トルコ・イスタンブールで、世界最大級の病院運営事業に携わっています。
現地パートナー企業とともに運営するこの病院は、約2,800床、
延べ床面積約100万平方メートルを誇り、地域医療を支える中核的な役割を担っています。
この病院は、世界中が新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の危機に直面していた2020年に開院しました。
以来、地域医療を支える中核的な存在として、多くの患者さまに医療サービスを提供し続けています。
このプロジェクトの特徴は、日本とトルコ、それぞれの強みを融合した病院運営にあります。
例えば、一部の医療機器には日本製品が採用されているほか、
運営面では朝会など日本企業ならではのマネジメント手法も取り入れています。
両国の知見やノウハウを掛け合わせることで、より質の高い医療サービスの提供を目指しています。
私自身は、事業全体の進捗管理や課題解決、関係者との調整に加え、現地チームのマネジメントも担当しています。
多様なバックグラウンドを持つメンバーと協力しながら、病院運営を円滑に進めることが重要な役割です。
多くの人々の命や健康を支える公共性の高い事業だからこそ、一つひとつの判断が社会に与える影響は決して小さくありません。
その責任の大きさを日々感じる一方で、自分たちの仕事が地域医療の発展や人々の暮らしに貢献していることを実感できる点に、大きなやりがいを感じています。
病院運営事業では、多くの関係者と連携しながらさまざまな課題に対応していく必要があります。
現地チームとの協議やマネジメント業務に加え、日本との時差を考慮した会議も多く、日々スピード感を持って業務に取り組んでいます。
【タイムスケジュール例】
■ 9:00~10:00:東京本社との会議(時差の関係で、午前中の実施が多いです)
■10:00~12:00:現地関係者との会議(朝会、課題共有、対応策検討)
■12:00~13:00:ランチ
■13:00~15:00:病院見学の案内(世界各国からのゲストのアテンド)
■15:00~17:00:タスクの進捗確認、社内報告資料の作成
■17:00~18:00:翌日のスケジュール確認
トルコで働く中で特に印象的なのは、意思決定のスピードの速さです。
現地では、状況に応じて柔軟に判断し、まずは行動に移しながら軌道修正していく文化が根付いています。
一方、日本では事前準備や関係者との調整を重ね、丁寧に意思決定を行う傾向があります。
当初はこうした考え方や進め方の違いに戸惑うこともありましたが、現地での経験を重ねる中で、
それぞれに異なる強みがあることを実感するようになりました。
スピード感を持って前進する力と、慎重な検討によってリスクを抑える力。
その双方を理解し、状況に応じて最適なバランスを見極めながら解決策を導き出していくことこそ、
グローバルな環境で働く醍醐味だと感じています。
また、異なる文化や価値観を持つ人々と仕事を進める中で、自身の視野も大きく広がりました。
以前よりも物事を多角的に捉えられるようになり、自分とは異なる考え方を受け入れる柔軟性も身についたと感じています。
業務では主に英語を使用していますが、時にはトルコ語のみで行われる会議に参加することもあります。
そのような場面では、言葉を理解するだけでなく、その背景にある文化や価値観を理解することの重要性を強く実感します。
海外駐在は単に語学力を高める機会ではなく、
異なる文化の中で相手を理解し、信頼関係を築く力を養う貴重な経験だと感じています。
また、終業後にはスポーツイベントなどの社内活動に参加し、現地スタッフとの交流を深めています。
仕事から少し離れた場での何気ないコミュニケーションが相互理解や信頼関係の構築につながり、
その結果として、業務においてもより強固なチームワークが生まれていると感じています。
こうした日々の積み重ねを通じて、多様な価値観を尊重しながら最適解を導き出す力を磨くことができています。
トルコでの生活の大きな魅力の一つは、その恵まれた地理的環境にあります。
イスタンブールは世界各国へのアクセスが良く、特にヨーロッパの主要都市へは2〜3時間ほどで移動できるため、週末や休暇を利用して気軽に訪れることができます。
こうした環境は、さまざまな国や地域の文化に触れる機会を広げてくれています。
また、市内には歴史的建造物や世界的に有名な観光名所が数多く点在しており、
モスクや遺跡を訪れるたびに、この地が育んできた豊かな歴史と文化の奥深さを実感します。
ヨーロッパとアジアの結節点として発展してきたトルコならではの多様性に触れることで、日本ではなかなか得ることのできない新たな発見や学びを日々感じています。
休日には家族や他社の駐在員と観光や小旅行を楽しむことも多く、
仕事から離れてリフレッシュする大切な時間になっています。
また、さまざまなバックグラウンドを持つ人々との交流を通じて、自分とは異なる価値観や考え方に触れられることも大きな魅力です。
こうしたオンとオフの両面で異文化に触れる経験は、自身の視野を広げるだけでなく、
多様な考え方を受け入れる柔軟性や新たな視点を養う機会にもなっています。
仕事だけでなく日々の暮らしそのものが学びの連続であり、人としても大きく成長できていると感じています。