フードテックでSDGsに貢献する植物肉「NIKUVEGE」が第52回食品産業技術功労賞「商品・技術部門」受賞～共創を通じて植物肉市場の急拡大に寄与～

2022年11月11日

双日株式会社

2022年11月11日

双日株式会社

双日グループである双日食料株式会社（以下「双日食料」）および株式会社Tastable(テイスタブル)（以下「Tastable」）が手掛ける植物肉「NIKUVEGE(ニクベジ)」が第52回食品産業技術功労賞（食品産業新聞社主催）（※1）の「商品・技術部門」で受賞をしました。食品産業技術功労賞は食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰するもので、1971年に制定された歴史ある賞です。

今回の受賞はTastable独自の配合技術により、従来の植物肉では味わえなかった肉感・旨味・風味を再現した美味しさや、ロイヤルHDなどとの共創による商品開発、販路拡大が、植物肉市場の成長に寄与しているとして評価されました。

「NIKUVEGE」は香ばしい香りを付与し、昆布やきのこ類などアミノ酸を持つ食材で日本人に馴染みのある美味しさを再現していることが特徴です。強固な畜産品の販売チャネルや高度な製造・加工技術を保有する双日食料やミートワン（※2）などの双日グループの食肉に対する知見を結集し、開発・製造・販売を進めています。特にミートワンの参画企業が持つ食肉加工に関する高度な製造・加工技術を応用することで、高いレベルで植物肉の開発を可能にしています。

双日グループは、安心・安全で美味しい製品をお客様にお届けするとともに、NIKUVEGEの販売を通じて温室効果ガスの削減など社会課題解決に取り組み、SDGsの実現に貢献していきます。

※1「食品産業技術功労賞」食品産業技術功労賞 Archive

※2 ミートワンとは
畜産の原料調達および販売、畜肉加工、物流にかかわる複数の企業と、安心、安全でおいしい畜肉加工品を、日本および世界の消費者に競争力のある価格で提供することを目的としたマーケティング会社

（ご参考）

■NIKUVEGEが環境へ与える好影響
動物肉のパティを製造するのに対し、”NIKUVEGE”パティは水を92%、温室効果ガスを98%削減することができます。食肉を使用したパティ1kgを”NIKUVEGE”1kgに変えることで、水を12t節約、温室効果ガスをCO2換算で59kg削減することができます。

■NIKUVEGEを使用した商品
① 双日ロイヤルフライトケイタリングが提供する「機内食シェフ監修の旅ごはんシリーズ」で販売中（写真左）（※3）
② ロイヤルホストで提供する「NIKUVEGE タイ風スパイシーライスプレート」（写真中央）
③ 東京會舘内のレストラン「ロッシニテラス」の予約限定ランチメニューである「ライトミールセット」の一つ「大豆ミートの豆乳入り煮込みハンバーグ」（11月30日までの期間限定）として提供（写真右）（※4）