日商岩井

日本の空を席巻、航空機ビジネス

ボーイング社との約60年の取引関係

日商は昭和31(1956)年、米・ボーイング社と代理店契約を締結した。しかしボーイングはB29型爆撃機のイメージが強く、当時日本の空はほとんどがダグラス機であり、日本への導入はなかなかできなった。昭和38(1963)年にボーイング旅客機部を特設して体制を強化。同年にB727-100型機を成約、その後、当時世界最大とよばれた747のジャンボの大量導入に成功し、「航空機の日商岩井」の名を不動のものとした。747は日本の空の大量輸送時代の到来を告げるものであり、当時は「こんな大きな機体を導入して満席になるだろうか」というのが航空会社の本音であった。

防衛関係では、F4シリーズ、F15シリーズの輸入・ライセンス生産ビジネスを手掛け、その後、平成2(1990)年にはオペレーティングリースにも参入。航空機業界において日商岩井は高いプレゼンスを発揮してきた。

BOEING 767‐300
BOEING 737‐100 1号機、2号機調印式(1968年)