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双日、環境負荷の小さい農業の拡大に取り組む株式会社坂ノ途中と資本業務提携 ~持続可能な農業への貢献を目指し、地域活性化の取り組みを加速~

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2023年8月8日

双日株式会社

2023年8月8日

双日株式会社

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双日株式会社(以下「双日」)は、新規就農者をメインパートナーに、環境負荷の小さな農業に取り組む生産者の農産物を販売する株式会社坂ノ途中(本社:京都府京都市南区、代表取締役:小野 邦彦、以下「坂ノ途中」)と資本業務提携しました。

農林水産省は持続可能な食料システムを構築すべく、2021年に「みどりの食料システム戦略」を策定しました。現在、国内の耕地面積の0.6%(2万5,200ha)を占める有機農業の面積を、2050年までに25%(100万ha)に拡大する目標を掲げています。

坂ノ途中は環境負荷が小さい農業の広がりを目指し、農薬や化学肥料を使わずに栽培された年間500種類の農産物の販売をしています。これまで約400軒の新規就農者を中心とする農業者と連携し、少量不安定な生産でも高品質であれば適正価格で流通していく仕組みを構築。一般消費者向けの野菜のサブスクリプションサービスを中心に事業を拡大してきました。今後は、双日グループのネットワークを通じ、新たな流通ネットワークの構築・拡大を実現させ、小売店・飲食店などの企業向け事業の伸張や、営農のハードルを下げるサービス開発に取り組み、農業生産者のさらなる収入向上に貢献します。

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双日は国内農業・地域活性化への貢献を目指しており、地域資源を活用した環境配慮型農業を進めていく方針です。双日農業株式会社(※1)を通じて国産野菜の持続的かつ安定的な供給体制の構築を行っており、坂ノ途中との資本業務提携を通して、この取り組みを一層推進していきます。

*1:2022年6月22日 双日農業株式会社を設立
 

(ご参考)

株式会社坂ノ途中の概要

会社名 株式会社坂ノ途中
設立 2009年
所在地 京都府京都市南区上鳥羽高畠町56
代表者 小野 邦彦
主な事業内容

農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売。
東南アジアの山間地域で高品質なコーヒーを栽培することで森林保全と山間地での所得確保の両立を目指す「海ノ向こうコーヒー」の展開。
同社HP:https://www.on-the-slope.com/

【本件に関する問い合わせ】
双日株式会社 広報部 03-6871-3404

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