2020年度新入社員向け社長挨拶
2020年4月2日
双日株式会社
2020年4月2日
双日株式会社
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＜はじめに＞
皆さん、入社おめでとうございます。社長の藤本です。
1月入社の方も含め、総合職85名、事務職26名、合計111名の新入社員の皆さんを、双日の新しい仲間として迎えることができ、大変うれしく思っております。
皆さんにとっては、同期や先輩という、生涯のかけがえのない仲間を得ることとなった記念すべき日でもあります。
今、世間では新型コロナウイルス感染の拡大とともに、この感染封じ込めのための処置、影響がいろいろなところに出ています。
東京オリンピック・パラリンピック2020も来年への延期が決まりました。
昨日予定しておりました入社式についても、残念ながら皆さんに御集り頂く形での開催は断念せざるを得ませんでした。
皆さんにも最低2週間は体調を整えていただけるよう、卒業旅行などの日程調整、中止等をお願いするなど、皆さんにもご協力頂きました結果、皆さんを無事に迎える事ができ、一安心しています。
入社された111名の新入社員の皆様に、双日グループ全役職員を代表して、心よりお祝い申しあげます。
＜当社の変遷、役割の変遷と期待するもの＞
現在、世界は第4次産業革命を迎えていると言われています。
確かに、巷にGAFA、ビッグデータ、AI、IOTという言葉が飛び交い、新たな時代が到来するという期待があります。
当社でも、昨年Hassojitzアカデミーとして落合陽一氏など著名人をお招きして講演をしていただいたり、また、Hassojitzプロジェクトを立ち上げ若手を募って2050年からのバックキャストに基づき、今何をすべきかという発想のもと、いろいろなアイデアを10か月ほどかけ研究してもらい、3月に発表会を行ったりしてきています。
新技術を用いた面白いプロジェクトが4件ほど立ち上がってきています。
このような時代に商社がどう変革していくか。
第3次産業革命と言われたデジタル化の時代、パソコンが普及し、インターネットやE-MAILが当たり前となり、皆が世界とつながり、また携帯電話の普及で人と人とのコミュニケーションもさらに便利になった時代、総合商社は情報取得における優位性は失いつつも時代の変化に対応しながら、事業を拡大してきました。
AIやビッグデータは、今後益々我々の仕事の効率を上げていくツールであり、我々はAIやビッグデータを使いこなし、さらに効率を上げて新しい物流、事業を構築していく、これが我々総合商社に与えられた使命です。
そこで、この度入社された111名の皆様にお願いしたいことがあります。
それは、当社の5つの行動指針でもあります。
一つ目は、「将来を見据え、創意工夫する」こと。（INNOVATION）
私たち双日は、どのような形で世の中に必要とされているのかを考え抜き、ヒト・モノ・カネ・情報の流れ、価値がこの先どのように変化していくのか先取りする感性、新進性を磨いていく必要があります。
二つ目は、「スピードを追求する」こと。（SPEED）
変化のスピードは速く、受け身であっては勝負になりません。自分から積極的に働きかけ、迅速に対応すること。
三つ目は、「リスクを見極め、挑戦する」こと。（CHALLENGE）
一番だめなのは現状維持で満足して、現状を変えていく努力をしない人です。現状を変えていくということは、毎日何かに挑戦していくということ。挑戦する精神を忘れないでください。
四つ目は、「強固な意志でやり遂げる」こと。（PERSEVERANCE）
先程申し上げた、変化を受け入れるということは、時として苦痛を伴うものですが、それから逃げずやりきる強さが必要です。
五つ目は、「確かな信頼を築く」こと。（TRUST）
五つ目の最後は最も重要なお願いです。それは、「周囲からの信頼を得る」ということです。
双日パーソンとして一人で完結できる仕事はほとんどありません。周囲の理解や協力を得て、はじめて大きな仕事を完遂し、やりがいや充実感を感じることができます。
そのためには配属先がどこであろうとも、始めはイメージ通りに仕事ができなくても、自らの業務に情熱を傾け、誠実に人と接し、周囲からの信頼を得ていくことで、日々多くを学び、商社パーソンとしての基礎をしっかりと身に付けてください。
以上の五つが双日の行動指針です。
目下、コロナウイルスが猛威を振っていますが、この状態がいつまで続くのか、世界経済への影響も先行きが不透明です。これからの時代はコロナウイルスのみならず、災害や政治外交による通商問題、技術革新によるビジネスモデルの変革等、大きな変化がいつ起きてもおかしくない時代であり、未来の正確な予測は困難な時代なのではないかと思います。そうした時代であるからこそ、5つの行動指針を実践し、自らを磨き、想像力を働かせて、変化を恐れずチャンスに変えていくことで、新たな時代を逞しく乗り切っていきましょう。
＜最後に＞
最後になりますが、皆さんはこの4月から双日の社員です。
しばらくは在宅での研修等不便をおかけするとは思いますが、コロナウィルスに感染することなく、また人に感染させることがないように自分の行動には責任をもって研修期間を過ごしてください。
また、同期はかけがえのない仲間となります。研修を通じ同期との絆をふかめてください。
そして、どんな時も誠実であること。誠実な心で世界を結び、新たな価値と豊かな未来を創造する、これが双日の企業理念です。
一緒に双日の新しい未来を築いていきましょう。
皆さんの入社を心から祝福し、私からの歓迎の挨拶に代えさせて頂きます。
皆さん、入社おめでとうございます。社長の藤本です。
1月入社の方も含め、総合職85名、事務職26名、合計111名の新入社員の皆さんを、双日の新しい仲間として迎えることができ、大変うれしく思っております。
皆さんにとっては、同期や先輩という、生涯のかけがえのない仲間を得ることとなった記念すべき日でもあります。
今、世間では新型コロナウイルス感染の拡大とともに、この感染封じ込めのための処置、影響がいろいろなところに出ています。
東京オリンピック・パラリンピック2020も来年への延期が決まりました。
昨日予定しておりました入社式についても、残念ながら皆さんに御集り頂く形での開催は断念せざるを得ませんでした。
皆さんにも最低2週間は体調を整えていただけるよう、卒業旅行などの日程調整、中止等をお願いするなど、皆さんにもご協力頂きました結果、皆さんを無事に迎える事ができ、一安心しています。
入社された111名の新入社員の皆様に、双日グループ全役職員を代表して、心よりお祝い申しあげます。
＜当社の変遷、役割の変遷と期待するもの＞
現在、世界は第4次産業革命を迎えていると言われています。
確かに、巷にGAFA、ビッグデータ、AI、IOTという言葉が飛び交い、新たな時代が到来するという期待があります。
当社でも、昨年Hassojitzアカデミーとして落合陽一氏など著名人をお招きして講演をしていただいたり、また、Hassojitzプロジェクトを立ち上げ若手を募って2050年からのバックキャストに基づき、今何をすべきかという発想のもと、いろいろなアイデアを10か月ほどかけ研究してもらい、3月に発表会を行ったりしてきています。
新技術を用いた面白いプロジェクトが4件ほど立ち上がってきています。
このような時代に商社がどう変革していくか。
第3次産業革命と言われたデジタル化の時代、パソコンが普及し、インターネットやE-MAILが当たり前となり、皆が世界とつながり、また携帯電話の普及で人と人とのコミュニケーションもさらに便利になった時代、総合商社は情報取得における優位性は失いつつも時代の変化に対応しながら、事業を拡大してきました。
AIやビッグデータは、今後益々我々の仕事の効率を上げていくツールであり、我々はAIやビッグデータを使いこなし、さらに効率を上げて新しい物流、事業を構築していく、これが我々総合商社に与えられた使命です。
そこで、この度入社された111名の皆様にお願いしたいことがあります。
それは、当社の5つの行動指針でもあります。
一つ目は、「将来を見据え、創意工夫する」こと。（INNOVATION）
私たち双日は、どのような形で世の中に必要とされているのかを考え抜き、ヒト・モノ・カネ・情報の流れ、価値がこの先どのように変化していくのか先取りする感性、新進性を磨いていく必要があります。
二つ目は、「スピードを追求する」こと。（SPEED）
変化のスピードは速く、受け身であっては勝負になりません。自分から積極的に働きかけ、迅速に対応すること。
三つ目は、「リスクを見極め、挑戦する」こと。（CHALLENGE）
一番だめなのは現状維持で満足して、現状を変えていく努力をしない人です。現状を変えていくということは、毎日何かに挑戦していくということ。挑戦する精神を忘れないでください。
四つ目は、「強固な意志でやり遂げる」こと。（PERSEVERANCE）
先程申し上げた、変化を受け入れるということは、時として苦痛を伴うものですが、それから逃げずやりきる強さが必要です。
五つ目は、「確かな信頼を築く」こと。（TRUST）
五つ目の最後は最も重要なお願いです。それは、「周囲からの信頼を得る」ということです。
双日パーソンとして一人で完結できる仕事はほとんどありません。周囲の理解や協力を得て、はじめて大きな仕事を完遂し、やりがいや充実感を感じることができます。
そのためには配属先がどこであろうとも、始めはイメージ通りに仕事ができなくても、自らの業務に情熱を傾け、誠実に人と接し、周囲からの信頼を得ていくことで、日々多くを学び、商社パーソンとしての基礎をしっかりと身に付けてください。
以上の五つが双日の行動指針です。
目下、コロナウイルスが猛威を振っていますが、この状態がいつまで続くのか、世界経済への影響も先行きが不透明です。これからの時代はコロナウイルスのみならず、災害や政治外交による通商問題、技術革新によるビジネスモデルの変革等、大きな変化がいつ起きてもおかしくない時代であり、未来の正確な予測は困難な時代なのではないかと思います。そうした時代であるからこそ、5つの行動指針を実践し、自らを磨き、想像力を働かせて、変化を恐れずチャンスに変えていくことで、新たな時代を逞しく乗り切っていきましょう。
＜最後に＞
最後になりますが、皆さんはこの4月から双日の社員です。
しばらくは在宅での研修等不便をおかけするとは思いますが、コロナウィルスに感染することなく、また人に感染させることがないように自分の行動には責任をもって研修期間を過ごしてください。
また、同期はかけがえのない仲間となります。研修を通じ同期との絆をふかめてください。
そして、どんな時も誠実であること。誠実な心で世界を結び、新たな価値と豊かな未来を創造する、これが双日の企業理念です。
一緒に双日の新しい未来を築いていきましょう。
皆さんの入社を心から祝福し、私からの歓迎の挨拶に代えさせて頂きます。
以上
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