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事業活動を通じて世界各地の産業の発展に貢献
当社では、CSRとは経営課題そのものと捉えています。資源・物資の安定確保・供給といった商社としての役割を果たすとともに、さまざまな事業活動を通じて世界各国の産業発展に貢献してきたこれまでの取り組みは、まさに双日のCSRといえるでしょう。また、環境や社会に配慮した企業活動を行っていくことが、当社と地域社会の持続的発展につながるものと考えており、こうした考え方に一致するものとして、2009年4月から国連グローバル・コンパクトに参加しています。
2010年3月期には、今後のCSRの取り組みを一層深化させるため、社会からの期待・関心とグループにとっての重要度を考慮し、4つの「重点取り組みテーマ」を定めました。2011年3月期も引き続き、これらを中心に社会からの期待に応える活動に注力しました。
事業を通じたCSRの取り組みに加え、地域社会に根ざした社会貢献の面でも積極的な展開を進めており、その代表例となるのが、アフリカ・タンザニアにおける教育支援プロジェクトです。これは、当社が従来から深いかかわりを持つアフリカにおいて、就学前教育施設を建設し、教材支給や衛生・栄養状態の改善なども行う取り組みです。2012年3月期には新たに2つ目となる村で教育施設の建設も計画しており、地域社会との共存共栄に向けて、継続的な活動を進めていきたいと考えています。
東日本大震災の復興支援に向けた取り組み
2011年3月11日に日本列島を襲った東日本大震災は、まさに未曾有の大災害であり、その被害は想像を絶するものでした。当社においても、誠に痛ましいことですが、グループ会社の社員やその親族の方々が犠牲となりました。この場をお借りして、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
震災直後から、当社においても被災地支援のための寄付、避難所向けの機材の提供や輸送支援などを行ってきましたが、これらを迅速に進められたことにより、当社の責任を一つ果たすことができたものと捉えています。そして今後、より重要となる責務は、復興への継続的な支援です。これまで、世界各国で国家レベルの発展に寄与してきた当社にとって、被災地および日本経済の復興に向けて果たすべき役割は少なくないと認識しています。原材料の確保・供給といった商社としての機能を発揮することはもちろん、被災により就学が困難な大学生を対象とした教育基金の設立や、役職員のボランティア活動支援制度の整備も実施しました。さらに、各経済団体とともに復興支援事業を検討しているほか、当社単独の取り組みとしても中期的な復興支援計画を立案中です。特に重点的に進めているのが震災復興ファンドの組成で、海外との連携を強化しながら、新しい地域産業モデルの創造と社会貢献スキームを作り上げたいと考えています。
双日グループにとって復興支援は、2012年3月期におけるCSRの最大かつ喫緊の課題です。一日も早い復興を実現すべく、社会の一員として、「人や地域社会の未来への活力」をテーマに全社をあげた支援活動を実施していきます。
※ 本メッセージは「アニュアルレポート2011」掲載の「社長インタビュー」より、双日グループのCSRに関するメッセージを抜粋したものです。

