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社長メッセージ

ごあいさつ

当社ステークホルダーの皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃より皆様から頂戴しておりますご支援とご厚情に対し、厚く御礼申し上げます。

さて、当社はこの度、「中期経営計画2014 〜Change for Challenge〜」の初年度である2013年3月期決算を発表致しました。

この2013年3月期を振り返ってみますと、日米欧いずれにおいても景気回復の見通しが立たず、新興国においても内需の伸長による成長期待はあるものの先進国への輸出の減少や投資資金の流入減少の影響を受けるなど、世界経済は不透明な中でのスタートとなりました。米国では金融緩和やシェール革命の恩恵もあり、失業率の低下や設備投資に回復が見られましたが、財務面では未だ根本的解決には至っておらず不安要素を抱えたままとなりました。欧州では財政危機は脱したと見られましたが、キプロスでペイオフが起こるなど、新たな混乱要因も散見され経済成長率は引き続きマイナスとなりました。中国では他地域との比較においては依然として高い成長率を持続しているものの、公共投資の抑制や欧州向けの輸出不振から経済成長率は鈍化しました。また日本経済は安倍政権の経済政策発表を受けて景気回復の期待感が広がりましたが、全般的には世界経済の低成長の影響を受けた年度となりました。

かかる事業環境下、当社の業績は取扱商品について需要の減少や価格が下落したことなどに加え、前期に主要な海外の子会社が決算日統一に伴う15ヶ月決算を実施したことにより、前期比比較では減収・減益となり、2013年3月期連結決算は、売上高が前期比5,383億円減の3兆9,559億円、売上総利益が前期比395億円減の1,921億円、経常利益が277億円減の345億円となりました。一方、当期純利益については、前期の税制改正による繰延税金資産の取り崩しの反動により増益となり、179億円増の143億円となりました。見通し比では、第2四半期決算発表時に公表した通期業績見通し(経常利益320億円、当期純利益100億円)を達成しております。

2013年3月期の期末配当につきましては、一株あたり1円50銭とすることを6月の株主総会でご承認賜りたいと考えております。その結果、中間配当1円50銭と合わせまして年間配当は3円となります。

尚、当社は、国際的なスタンダードに基づく財務諸表の開示による比較可能性・利便性の向上、並びに当社グループ内における会計処理の統一を企図し、2013年3月期(第10期)の有価証券報告書における連結財務諸表より、従来の日本会計基準に替えて、国際会計基準(IFRS)を任意適用することと致しております。
このため、2014年3月期連結業績見通しをIFRSに基づき作成し、経営指標とともに、本日発表致しました。

2014年3月期連結業績見通し、及び経営指標は以下の通りです。

◆連結当期純利益

250億円(当社株主帰属)

◆総資産

2兆2,100億円

◆自己資本

4,100億円

◆Net DER

1.7倍

◆ROA

1.1%

◆配当性向

20%程度

長期化している欧州の財務危機や中国経済の不透明感等に見られるよう事業環境は楽観視できない状況ですが、上記見通し及び「中期経営計画2014」を達成するために、足元の財務健全性を維持しながら、スピード感をもって投融資を実行していく一方、資産の入れ替えを着実に実行し、良質な資産の積上げ、資産の質を改善することにより収益力の強化を加速させてゆきます。
事業環境の変化を寧ろチャンスと捉え、新しいビジネスチャンスにチャレンジし、具現化してゆくことで掲げた目標計画値を達成すべく、全社一丸となって取り組んで参ります。ステークホルダーの皆様におかれましては、引き続き当社グループに対する御理解と御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

2013年5月8日

代表取締役社長










>> 2012年4月 就任挨拶

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