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社長メッセージ

ごあいさつ

〜 2012年3月期決算および新中期経営計画について 〜

当社ステークホルダーの皆さまにおかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて当社はこの度、中期経営計画Shine 2011の最終年度である2012年3月期決算を発表いたしました。

2011年度の事業環境につきましては、国内経済は東日本大震災後の落ち込みから徐々に回復してきたものの、海外経済の減速や円高、タイの洪水の影響を受けました。一方、新興国経済は、中国、インドなど内需拡大に支えられ比較的堅調を維持しています。ただし、世界経済全体としては、先進国経済の伸び悩み、欧州債務問題の長期化による先進国より新興国への資金流入の減少など、我々を取り巻く事業環境は不確実性が高まっております。

そのような環境下、当社の事業は総じて順調に推移しておりましたが、昨年12月2日に復興財源法とともに公布された法人税法等の改正に伴い、繰延税金資産の取崩しを行うことになりました。この影響を受け、2012年3月期連結決算は、経常利益は前期比169億円増の622億円となる一方、当期純利益は前期比196億円減の▲36億円という結果となりました。昨年12月9日に公表しました修正見通しの経常利益460億円、当期純損失▲120億円からは改善はしたものの、最終損益が赤字となりましたことは、ステークホルダーの皆さまには申し訳なく思っております。しかしながら、各分野における事業の収益性は、新期投融資からの収益貢献も含め向上しており、全体として収益の基盤は確実に改善をみてきております。

さて、Shine 2011全体を総括してみますと、2008年に発生したリーマンショック後の「足場固め」を標榜し、良質な事業・資産の積上げによる「収益の質」の向上により、持続的成長を担保する強い収益基盤を確立することを目指してまいりましたが、そうした中で、肥料や自動車等の事業において、リスクマネジメントの徹底により比較的早期に収益の回復を果たし、全営業セグメントの黒字化という目標も達成しました。また新規投融資では、資源分野で石炭やレアメタル等の権益を拡大し、また、非資源分野においてもIPP事業の推進により、長期の安定収益基盤の積み増しや、レアアース、工業塩の上流投資による事業基盤の拡充を行うなど、将来への布石にも着実に手を打ちました。このように収益基盤の構築において目に見える前進を遂げたことは、Shine 2011の大きな成果と考えております。

当社は今般、こうしたShine 2011での取り組みを拡充させ、新たな改革に取り組むべく、「中期経営計画2014 〜Change for Challenge〜」を策定いたしました。

“Change for Challenge”には、グローバル化が一層進行する環境下において、更なる飛躍に向けた新たな挑戦を果たすため、自らを変革し続けていくという意味を込めています。又、資産の入れ替えにより資産の質を改善してゆくとともに、収益基盤の強化と未来に繋がる新たな収益の柱の育成を進めてまいります。

成長のための投資も継続して行きます。新規投融資については、安定的な収益拡大を図る事業領域、収益構造の転換を図る事業領域、将来の成長に備える事業領域に、戦略的に配分をしてまいります。3か年の合計で1,800億円の投融資を計画しております。

「中期経営計画2014」における定量計画、及び経営指標は以下の通りです。

◆連結当期純利益: 2012年度:200億円 / 2013年度:330億円 / 2014年度:450億円
◆連結経常利益: 2012年度:500億円 / 2013年度:650億円 / 2014年度:750億円
◆総資産: 2兆円規模を維持
◆自己資本: 2015年3月末に、3,800億円到達
◆Net DER: 2.0倍以下
◆ROA: 2.0%以上
◆配当性向: 20%程度

この「中期経営計画2014」の達成によって企業価値の向上を確実なものとし、ステークホルダーの皆さまのご期待に力強く応えて行きたいと考えております。
また、今後も社員一同の変わらぬ熱意と志のもと、健全な事業活動を通じて、地域社会、そして世界の国々の発展に力を尽くしてまいります。
引き続き当社グループに対する御理解と御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

2012年5月8日

代表取締役社長










>> 2012年4月 就任挨拶

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