2022年10月~2023年3月発表リリースより

株主通信 Topics

当社が世界で展開している事業の一部を担当者のコメント付きでご紹介します。

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ロイヤルホールディングスとカフェ運営会社を設立2023年3月16日

当社とロイヤルホールディングス(株)は、世界的なコーヒーブランドであるCOSTA COFFEE※1のカフェ事業運営および展開を目的に、「双日ロイヤルカフェ株式会社」を設立しました。
双日ロイヤルカフェは、日本市場におけるCOSTA COFFEEの店舗開発・運営の独占的フランチャイズ権を取得、関東地方を中心に出店を開始し、将来的には日本全国でのフランチャイズ展開を目指します。
COSTA COFFEEはイギリス・ロンドン発祥のコーヒーブランドです。ヨーロッパにおいてトップクラスの店舗数を誇り、イギリスの人気カフェ調査では13年連続1位を獲得しています。バリスタが手淹れする本格的な高品質コーヒーを提供しており、ヨーロッパNo.1※2のカフェブランドとして広く親しまれています。
本事業は、当社とロイヤルホールディングスの戦略的パートナーシップに基づくプロジェクトのひとつです。ロイヤルホールディングスの店舗運営力とCOSTA COFFEEのブランド力、そして双日の事業推進力と、3社の異なる強みを活かして、店舗展開していきます。美味しいコーヒーとフードを楽しみにぜひお店までお越しください。

カフェイメージ(COSTA COFFEE 提供
カフェイメージ(COSTA COFFEE 提供)
プロジェクトメンバーで撮影
小嶋 麻衣(二列目左/リテール事業第二部 第三課)
田野 絢香(二列目右/ロイヤルホールディングス出向)
西尾 真理子(前列中央/双日ロイヤルカフェ出向)
(プロジェクトメンバーで撮影)

※1 COSTA COFFEE(コスタコーヒー):COSTA INTERNATIONAL LIMITEDの登録商標

※2 店舗数ベース(アレグラ社 2021年ワールドコーヒーポータル調査)

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冷凍マグロの加工販売大手、トライ産業を完全子会社化2023年3月10日

当社は株式の10%を保有していたトライ産業(株)の全株式を2023年4月に取得し、完全子会社化しました。
トライ産業は、冷凍マグロの加工販売を手がける業界大手の事業者であり、仕入から加工・販売・物流・品質保証に至る一貫した体制を構築し、年間2.6万トンの冷凍マグロを取り扱っています。同社の完全子会社化によって、当社は水産加工品ビジネスにおいて、これまでのマグロの養殖や海外加工といった機能に加え、新たに国内加工の機能も獲得することとなり、さらに充実した商品提案の実現が可能となります。
トライ産業は、高品質な冷凍マグロを提供するため、マイナス50℃以下の超低温で配送するコールドチェーン体制を整えているほか、2つの加工拠点がHACCP認定を受けており、米・EU向けの輸出にも適した品質管理体制を確立しています。
健康志向の高まりを背景に水産食品の需要が世界的に高まっていることを踏まえ、当社グループでは、中国・大連翔祥食品有限公司における冷凍マグロ加工販売事業や、双日ツナファーム鷹島(株)におけるクロマグロ養殖事業、マリンフーズ(株)の水産原料調達・水産加工品製造・販売事業を連携させ、水産事業の強化を推進しています。
トライ産業をグループに迎えることで、当社は冷凍マグロの仕入れから加工・販売までの機能を一貫して保有する企業となりました。今後は各アセットとのシナジーを追求し、さらなる水産事業の発展に寄与していきます。

HACCP認定工場での冷凍マグロ加工の様子
HACCP認定工場での
冷凍マグロ加工の様子
プロジェクトメンバー
(左から) 田内 敦(トライ産業 出向)
リテ―ル事業第二部 第二課 内田 大貴、巖本 佑太朗

※ 事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を把握して、原材料入荷から製品出荷へ至る全工程でそれらの危害要因を除去・低減する工程を管理し、製品の安全性を確保する衛生管理手法

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インド(ムンバイ~アーメダバード間)
高速鉄道の車両基地建設工事を受注2022年12月2日

インド最大のゼネコン兼総合エンジニアリング会社であるLarsen & Toubro Limited(ラーセン・アンド・トゥーブロ社)と共同で、インド高速鉄道公社(National High Speed RailCorporation Limited)が進めるムンバイ~アーメダバード間の高速鉄道建設プロジェクトの一部として、サバルマティ総合車両基地の建設工事を受注しました。
車両基地の設計・建設、保守関連機器の調達などを合わせた受注総額は約630億円です。
本事業は、円借款による政府開発援助としてインド西岸マハラシュトラ州ムンバイ~グジャラート州アーメダバードを結ぶ508kmの区間においてインド初の高速鉄道を建設するものです。このうち、当社が受注した工事は、グジャラート州最大都市のアーメダバード市北西に位置するサバルマティに本事業唯一の総合車両基地を建設するもので、2023年中に着工し、2028年の完成を予定しています。
人口の増加と経済成長が続くインドでは国内の旅客需要が急増し、安定した大量輸送システムの構築が課題となっています。この高速鉄道建設プロジェクトの実現により、現行の在来線特急では約7時間を要する508kmの区間の移動が約2時間に短縮できる見込みです。
インド初の高速鉄道となる本案件は、旅客の移動利便性向上と、鉄道輸送拡大による環境負荷低減に寄与する社会的意義の高いプロジェクトです。今後も交通インフラ整備を通じて「新たな価値と豊かな未来」の創造に貢献していきます。

交通・空港インフラ事業部 交通プロジェクト課 担当部長 風間 直樹(右から2番目)
交通・空港インフラ事業部 交通プロジェクト課
担当部長

風間 直樹(右から2番目)

※ 総合建設業者

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レアアースの日本向け供給を確保
豪州ライナス社へ追加出資2023年3月7日

当社と独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、2011年に共同設立した日豪レアアース(株)を通じて、豪州・Lynas Rare Earths Limited(ライナス社)へ総額2億豪ドル相当の追加出資を決定しました。本出資による資金はライナス社が進める軽希土類の増産や重希土類の分離開始などに充当されます。
本出資に伴い、当社とJOGMECは、ライナス社がマウント・ウェルド鉱山で採掘した鉱石から生産する重希土類のジスプロシウムとテルビウムの最大65%を日本へ供給する契約をライナス社と締結しました。日本企業が参画する鉱山からの重希土類一貫生産プロジェクトにおける、初の日本向け供給契約となります。
レアアースはEV(電気自動車)や風力発電のモーター用磁石など、多くの産業でさまざまな用途に利用されています。現在は、中国のみが重希土類のジスプロシウムとテルビウムを生産していますが、今回の出資によって中国以外の新規サプライソースが加わることになり、日本への安定供給につながります。
当社はライナス社が生産するレアアースの日本における独占販売権を2011年から保有しています。レアアースは「産業のビタミン」とも言われ、さまざまな製品の性能向上に必要不可欠な金属です。今後も同社との協力関係を強化しながら、レアアースの安定供給を通じて関連産業の成長・発展に寄与するとともに、本商品の供給を通じて脱炭素社会の構築にも貢献していきます。

(左から)化学本部 無機化学品部 第三課 兼増 聖一郎、鈴木 哲夫
(左から)化学本部 無機化学品部 第三課
兼増 聖一郎、鈴木 哲夫

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