株主通信 Topics

国内農業会社を設立／東北タマネギ生産促進研究開発プラットフォームの設立2022年7月1日発表/8月3日発表

双日農業（株）を2022年6月に設立しました。環境に配慮した国産野菜の持続的かつ安定的な供給へのニーズが高まるなか、全国でGAP^※認証農産物の通年供給を可能にする体制の構築を目指します。
また2022年8月には、（株）みらい共創ファーム秋田、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）とともに、東北タマネギ生産促進研究開発プラットフォームを設立。タマネギは、夏期に主な産地である北海道と西日本からの出荷が減り、中国からの輸入が増えますが、食料安全保障の観点からも、国産品の供給拡大が求められています。本プラットフォームは、東北でのタマネギ生産を促進しつつ、関係者間連携や情報交流を強化。稼げる・持続可能な農業を目指しながら、日本の農業を下支えし、自給率向上、地方創生に貢献します。

※GAP：Good Agricultural Practices（適正農業規範または農業生産工程管理）の頭文字をとった言葉

リリースの詳細についてはこちらおよびこちらをご覧ください

ビジネスジェット運航整備会社、ジャプコングループの全株式を取得2022年7月8日発表

ビジネスジェットなどの航空機の売買、運航受託、整備を行う（株）ジャプコン、およびその100％子会社で航空運送事業者である岡山航空（株）の発行済み株式100%を取得しました。
ジャプコングループは、官公庁および民間に広範な顧客基盤を有する、国内ビジネスジェット業界のリーディングカンパニーです。
当社は2003年から日本においていちはやく、ビジネスジェット事業を開始し、大型ビジネスジェットの販売や運航、さらには国際線チャーター運航事業を中心に事業を拡大してきました。今回の株式取得により、双日グループは国内外を問わず総合的なビジネスジェットサービスを提供できるようになります。今後はAAM（Advanced Air Mobility、空飛ぶクルマ）事業への参入も視野に入れながら航空分野での新しい価値を追求し、トップオペレーターを目指します。

植物肉事業会社「Tastable」に出資2022年6月15日発表

当社とフジ日本精糖（株）は、植物肉「NIKUVEGE（ニクベジ）」をはじめとする食品の開発・設計・販売を行う（株）Tastable（テイスタブル）の第三者割当増資を引き受け、同社に共同出資することで合意しました。
「NIKUVEGE」は、Tastableが増粘多糖類や機能性素材などの開発を通じて培った知見と高い技術力を活用して、従来の製品では味わえなかった食感・旨味・風味を再現した植物肉です。当社100%子会社の双日食料（株）は2021年12月にTastableと、「NIKUVEGE」の独占販売契約を締結。また、双日、フジ日本精糖の100%子会社のユニテックフーズ（株）、ロイヤルホールディングス（株）の3社間で、植物肉に関する業務提携契約を2022年1月に締結しています。
新たにTastableへ出資参画することによって、新素材の研究開発や国内外での販売強化、植物肉事業と親和性の高いビジネス機会の創出に注力していきます。