双日株式会社

CHIHIRO YOSHIKAWA

吉川 千尋

穀物・アグリビジネス部 アグリ事業課
2012年入社 国際教養学部卒業

苦悩の先に見える、
私と農業の未来

01
農業の現場に立ち、
新たな付加価値を模索する毎日

後継者不足に悩む日本農業の衰退を止める―。いま、私はその壮大な目標に向けて、小さな1歩を踏み出しています。私の職務は、5年前に設立した農業法人の事業拡大を同社の社長と共に遂行すること。職能部署の社員として双日の経営の土台を支えていた前所属の経営企画部から一転、お金を1円から稼いでいく“現場”が舞台です。現在、新規顧客獲得や全国の農家との連携などネットワークの拡大が急務で、飛び込み営業もしています。しかし、商社として大切なのは「モノを売る」だけではなく、事業を通じて新たな付加価値を生むこと。例えばIoT/AIを利用した生産の効率化や商流の仕組みづくりなど、新たな農業の基盤を探らなければと思っています。上司からは「目下の課題のみにとらわれず、未来に向けてもっと高い目線を持たなければならない」と、叱咤されることも。的確な指摘を受けるたびに、自分のスキルや知識、経験の不足を痛感して落ち込むこともありますが、それはイコール「がんばれ、もっとできる」という激励と受け止め、期待以上の結果が出せるよう日々精進するのみです。

02
夢をカタチにできる
チャンスがあるなら、
挑むしかない

農業分野での営業活動におけるステークホルダーは、外食、スーパーなどの小売のみならず、農家、物流会社など多岐にわたります。バックグラウンドが異なる業界の人々との交渉では、専門知識も要求され、厳しい交渉になることも多々あります。難しい局面では、野菜のブランド力を伝える、異なるプランを提案する、我々のビジョンを粘り強く説明するなど、諦めずに交渉を重ねます。けっして得意分野ではありませんが、現在は予算策定や予実管理にも携わっています。いつか事業会社を経営することになったら、計数管理は避けては通れませんからね。私は学生の頃から、「いつかは“産業界のアイコン”をつくりたい」という夢を描いていました。「農業と言えば双日だよね」と人々に自然に認知されるような。抱いている夢をカタチにできるチャンスがあるなら、どんなことにも挑むほかに道はありません。日本の農業の収益も、IoTによる自動化や流通の見直しにより、もっと活性化するかもしれない。日本の農業が、これからも増加していく世界の食の需要に貢献できるかもしれない。「段階を踏んでいけ」と上司に常々言われているように、いまは、1歩ずつ前に進むのみです。そして、いつかは上司のような高い目線をもって新しい農業の基盤をつくってみせます。やはり私も、「この人についていきたい」と後輩から思われる存在になりたいですから。

※社員の所属部署は取材当時のものです。