双日株式会社

NAO FUCHIWAKI

渕脇 直

自動車第2部 第2課 主任
2013年入社 商学部卒業

私たち若手の力で、
双日は他商社を凌駕する

01
成功体験が一転、難しい案件に

「ついに来たか…、為替の動きに予兆はあったが…」。私は2017年から、南米や中東地域を主なマーケットに中国車の販売を担当しています。部長と2人で始めたまったく新しいマーケット開拓のため、自らの積極性が試される案件でした。行動を起こさなければ何事も進まない半面、自分が手綱を握ってプロジェクトを動かせる点に大きなやりがいを感じました。スタート時の販売は絶好調で、私にとっては大きな成功体験にもなりました。しかし、2018年に入り状況は一変。アルゼンチンペソが歴史的な大暴落に見舞われたのです。対ドルでの安値を大幅に更新し、アルゼンチン人は何を買うにも値段が倍になり、当然、自動車もまったく売れなくなりました。このとき、商社ビジネスにおいては組織や人の力だけでは対処の難しい問題も起こりうることを痛感しました。私は事態の打開に向け、自分よりかなり年上である取引先の社長に対して、納金の期日をとり決めるなどタフな交渉を何度も行いました。当然簡単なものではありませんでしたが、真剣に検討を重ねた対策スキームを持ち込み、粘り強く交渉を続けていくと、先方も次第に心を開いてくれるように。最後は、「君がそう言うなら、任せる」とこちらの提案を受け入れてくれました。信頼関係は共に問題を乗り越えてこそ強まる、そう心に刻まれる経験になりました。

02
他商社の同世代には
ない経験値が、私たちの武器

課題解決は、商社が果たす重要な機能の1つです。さらに、商社はステークホルダーからの信頼を得られなければ、存在する意味がありません。私は、サウジアラビアの案件においてもここ1年半ほど難しい課題解決に取り組んでいますが、前回のサウジアラビア出張では、「やっと来てくれたか。あのときは君だけが私を助けてくれた。君の言うことなら聞くよ」と現地の社長に言っていただけました。やはり、人と人との信頼は積み重ねが第1です。そして、信頼と同様に挑戦もまた、積み重ねが大切だと思います。時代が急激に変化していく中で、自動車業界の既存ビジネスもいつか消えていくものがあるかもしれない。だからこそ、そうなる前に新しいビジネスチャンスをとらえ、挑戦を重ねていくことが肝心です。私はいま、組織を横断するタスクフォースのリーダーとして、さまざまなアイデアのプロジェクト化を推進しています。めざすのは、既存のビジネスとは違う発想から生み出される新しいビジネスモデルの構築。マーケットはグローバルに刻々と変化していますが、双日の強みは、若手社員が大きな案件を任されること。私たちの世代が他社に先駆けていち早く挑戦し、ときには挫折を経験しながらも成功を勝ちとっていければ、双日はもっともっと強くなれる。経験値を高めた若手の力で、双日は他商社を凌駕していく。そんな未来は近いと、私は信じています。

※社員の所属部署は取材当時のものです。