RYUJI KIKUCHI菊地 竜次
アラブ首長国連邦 ドバイ駐在
Sojitz Generation DMCC /
1999年入社 理工学部卒 MBA修了

菊地は現在、電力や水、エネルギー関連のインフラプロジェクト開発のため、アラブ首長国連邦のドバイに駐在。本赴任以前にもスリランカのプロジェクトでリーダーを務めるなど、インフラ開発案件には深くかかわってきた。ドバイでは、現地採用した高度人材の能力も活用しながら、案件発掘からプロジェクトの開発、運営までをマネージ。パートナー企業との共同体形成や、建設会社との交渉、プロジェクトファイナンス組成などを、双日本社と協力しながら進めている。

仕事の「情熱」は?

大型のインフラプロジェクトはかかわる人間の数が非常に多くなるため、チームワークが欠かせません。ときには関係者間で利害が対立することもありますが、妥結できるポイントを見極め、ゴールに向かって皆を巻き込んでいくタフネスが要求されます。その過程で、1つ1つの目標が達成できたときのやりがいはひとしおですね。プロジェクトの事業期間が数年単位と長いので、マイルストーンを細かく設定することもモチベーションを維持するうえでは重要です。

海外ならではの経験

海外駐在では、組織を自らが背負って仕事することになるため、日本で働いていたときと比べ、仕事や部下に対する責任感が増します。商社パーソンに欠かせない「オーナーシップ」に磨きをかけるには、海外駐在は最高の環境と言えるかもしれません。私の場合、妻と4人の子どもと一緒に赴任していますが、海外経験を経るうちに、家族1人ひとりが逞しくなった気がします。
ビジネスにおける常識や業界の知識、英語力などは当然、海外でも高いレベルが要求されます。しかし、国籍や文化の異なる人間同士がお互いを理解し合い、深いコミュニケーションを重ねるには、言葉や専門的な知識を超えたレベルでのコミュニケーション能力が必要で、自分にとってもそれが課題の1つだと感じています。まずは、相手を理解し、尊重すること。それがすべてのベースになると思います。
AIの進歩やデジタル革命をはじめ、これからは社会全体が従来の常識を超えるような変化の時代に突入していきます。厳しい競争環境に置かれ、世界中の若者が優秀かつ手ごわくなっているのを感じています。商社を志望する学生には、世界を相手に戦うことを前提に、さまざまな経験を積んで心身ともにタフに成長することを期待したいですね。

※社員の所属部署は取材当時のものです。