双日株式会社

MASAHIRO MATSUURA松浦 正裕
ナイジェリア ラゴスおよびアブジャ駐在
双日ナイジェリア会社 /
1991年入社 農学部卒

松浦は現在、アフリカのナイジェリアに駐在している。ナイジェリアは石油や天然ガスなど豊かな地下資源に恵まれ、現在すでに約2億人の人口が増加を続けるなど、アフリカ諸国のなかでも特に成長ポテンシャルの高い有望国の1つ。松浦は、欧州エネルギー大手などへの同国産液化天然ガス(LNG)の供給、石油・ガス開発案件に関連した油井管の販売活動のほか、双日ナイジェリア会社の経営管理や現地スタッフの管理・育成など、幅広い業務を担当。ほかに、ナイジェリアの有望なスタートアップ企業の発掘も手がけている。

仕事の「情熱」は?

常に新しいことにチャレンジできる環境に恵まれていることに感謝していますし、それが何より私にとってはモチベーションになっています。特に、いま進めているナイジェリア産LNGの長期引取契約の交渉は成約までこぎつけた日本企業がいままでなく、初の挑戦に胸が躍ります。油価およびガス価が低迷を続けるなど厳しい状況下ではありますが、知恵を絞り、需要家と粘り強く協議を続けています。また、私は双日ナイジェリア会社の代表として、取引先のトップと直接交渉することが多く、その責任感と緊張感もやりがいにつながっていますね。

海外ならではの経験

ナイジェリア人はYes or Noがはっきりしていて裏表があまりなく、理解しやすい面があります。しかし、200以上の部族から構成されているこの国では「暗黙の了解」というものが存在しないため、常に自分の考えを明確に表現して相手に伝えなくてはなりません。また、日本での常識や考え方はほとんど通用しないので、それを前提に行動することが大切です。ナイジェリアでビジネスを行うときは、「焦らず、慌てず、あきらめず」が成功の秘訣かもしれません。
ナイジェリアに限らない話ですが、海外駐在では、現地の地域社会に入り込んでコミュニケーションをとることで人脈やネットワークが広がり、異文化理解が深まります。同時に、日本を外から眺めることができ、日本の文化や常識を再認識することにもつながります。一方で、ナイジェリアは特に日本人駐在員が少ないので、日系コミュニティでのつながりが強まる面がありますね。
いまは変化の激しい時代ですが、それだけに、商社パーソンが活躍できるフィールドも広がっていると感じています。学生の皆さんには、変化に柔軟に対応していく力、本質をとらえる力や、正解のない課題に対して自ら考えて解決策を探る力などを養って、これからの時代を生き抜いていってほしいと思いますね。

※社員の所属部署は取材当時のものです。