近藤:
派遣先のSCRは、豪州石炭事業を行う双日連結子会社であり、炭鉱で働いている社員も含め総勢約220名が勤務しています。双日からの駐在員は合計4名で、ブリスベンオフィスには約20名が勤務しています。従業員全員が、会社を良くしようと常に既存業務の改善と新規ビジネスの種を探しており、海外の営業現場を経験したことのなかった私にとって最高の環境でした。また、主管部との会話や本社職能との調整も行うことで、帰任時に職能として求められるサポートについて、多くのことを学習しました。
派遣先では主に経理/財務/税務などの業務を担当し、現地の方々および東京の主管部や職能のメンバーのサポートのもと、現場の業務を学びました。また、同時期に前嶋さんが派遣されており、OJTを通じて、営業部の業務を一緒に学べたことが非常に貴重な経験となりました。
前嶋:
前半3週間弱は豪州クイーンズランド州政府と財団法人石炭エネルギーセンターが共同開催する研修プログラムに参加しました。クイーンズランド大学での語学研修や石炭関連産業視察(炭鉱や港湾等)、ネットワーキングを経験。参加者は6社7名で、バックグラウンドもそれぞれ異なり、これまで外部と接する機会が少なかった私としては非常に良い刺激を受けました。
後半3週間は近藤さんと同じくSCRでの業務に従事しました。業務内容は、東京で担当していた業務のカウンターパートを務めつつ、事業パートナーや業界関係者、トレーダーなど様々な立場の関係者との面談に参加しました。このOJTを通じて、現地でどのように物事が動いているのかを理解し、より良くサポートするにはどうすればいいのかを考える貴重な機会となりました。
当社が操業を行うMinerva炭鉱視察:
炭鉱の現場で数多くの従業員が実際に操業を行っている様子を見て、総合商社で唯一炭鉱操業を行っていることを誇らしく思うと同時に、その責任の大きさに気が引き締まりました。
ファーマーズマーケット:
毎週土曜の午前中に近くで開催され、多くの人とモノでごった返していました。2人で毎週末訪問し、珍しいもの(カスタードアップル/魚/スターフルーツなど)を見つけては買って食べていました。
2018年5月掲載