双日株式会社

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鈴木商店本店跡地前にモニュメント完成

2017年11月

7月7日、双日が協賛する辰巳会・鈴木商店記念館は、神戸開港150年を記念して、神戸市の鈴木商店本店跡地前の公道にモニュメントを建立し、神戸市に寄贈しました。除幕式、贈呈式には当社の佐藤会長をはじめ神戸製鋼所、帝人、太陽鉱工のトップと神戸市の久元市長らが参列。多数の関係者や取材陣の前での除幕となりました。
贈呈式では、久元市長から「鈴木商店の偉業を思い起こし、今も神戸の経済界に生きている起業家精神を新たな形で受け継いでいくことが必要。多くの方にモニュメントをご覧いただくことにより、神戸の発展につなげたい」と謝辞が述べられました。

今回のモニュメント建立に尽力された双日総合研究所の前田 勝さんにお話を聞きました。

▶ 建立・寄贈に至る背景は?

鈴木商店の親睦会組織である辰巳会にて、全国のボランティアと34社の協賛企業によって、ネット上にデジタルアーカイブである鈴木商店記念館が開館したのが2014年4月。その1年後に、全国の関係者が集まり、シンポジウムを開催したのですが、その際に、神戸開港150年に合わせて、記念碑を寄贈しようということになりました。神戸製鋼所や帝人などゆかりの企業とも相談しながら、約2年の歳月をかけて実現に至ったわけです。デザイン選定から始めて、最初は墓石、次に奇抜なオブジェ、そして今のデザインに落ち着きました。

 鈴木商店本店があった当時は?

鈴木商店はその絶頂期の1915年、この地にあった当時の高級ホテルみかどホテル新館を買収して本店としました。その後、鈴木商店は1917年に日本一の総合商社となりますが、1918年の米騒動の際、新聞の誤報によって誤解が生じ、焼き打ちされてしまいます。すなわち、鈴木商店の盛衰を象徴するだけでなく、神戸市や日本の近代史の中でも重要な場所といえます。

▶ 前田さんの思いをお聞かせください。

まず双日としては、神戸製鋼所、帝人、太陽鉱工のトップが一堂に会する機会ができたこと、そして辰巳会・鈴木商店記念館の幹事会社として、文化的な活動を世間にアピールできたことはよかったと思います。
記念館では鈴木商店を研究し、資料の体系化・保管を続けています。最近、教育関係者からおほめの言葉をちょうだいする機会が増えました。研究対象とされた学生さんは必ず鈴木商店のファンになってくれています。我々双日のファンを増やすためにも、内容をさらに充実したものにしたいと思っています。

モニュメント設置場所:神戸市中央区栄町通7丁目の歩道上(JR神戸駅より徒歩2~3分)

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