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双日、AIで診断支援を行う米国のヘルスケアスタートアップ企業に出資

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2019年11月5日

双日株式会社

2019年11月5日

双日株式会社

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双日株式会社(以下「双日」)は、このたび、人工知能(以下「AI」)を活用した診断支援を行うスタートアップ企業センスリー社(Sense.ly Corp、本社:米国、以下「Sensely」)に対し、2019年1月に米国で設立したコーポレートベンチャーキャピタル(以下「CVC*1」)を通じて出資を致しました。
*1:当社2019年1月29日付プレスリリースご参照。

Senselyは、世界で最も優れた病院のひとつである米国のメイヨークリニック(Mayo Clinic、本社:米国)が蓄積した症例及び診断例とAIを組み合わせ、正確な情報をユーザーに提供するアプリを開発しました。これによって、ユーザーの自宅診療を可能にするとともに、健康維持機構*2の医療費や、民間保険会社保険料の低減を可能にします。特にアジアにおける新興国では、高齢化と経済発展に伴う慢性疾患患者の増加、及びそれが引き起こす医療費の圧迫や医療従事者が人口と比して少ないという課題を抱えており、その解決策に繋がるものと見込んでおります。
*2:健康維持機構(Health maintenance organization, HMO)は、医療保険システムの1つ。

【アプリ利用例】

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双日は、当社の保有するグローバルネットワークを活用して、世界の病院・クリニックや、保険会社等にSenselyの技術を導入することが狙いです。2017年にトルコ共和国における病院PPP案件*3に参画しており、当病院でのSenselyの活用、トルコ共和国国民皆保険制度への貢献も検討しております。また、双日社員の健康管理、健康状態の向上の為、社員の利用も検討してまいります。
*3:当社2017年7月21日付プレスリリースご参照。

双日は、世界の人々が健康かつ幸せで豊かな生活を実現する支援の一助として、ヘルスケアの発展に貢献していきます。また、今後も有望な技術やサービスを持ったスタートアップ企業との連携により新しい事業の創出をグローバルに進めて参ります。


以上

(ご参考)

Senselyの概要

会社名 Sense.ly Corp
設立 2013年
所在地 229 Kearny Street, San Francisco, CA 94108, United States
代表者 Adam Odessky
主な事業内容 医療分野システム開発

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