双日株式会社

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2019年 社長年頭挨拶

2019年1月4日
双日株式会社

当社ステークホルダーの皆さま、明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
さて、今朝、双日株式会社本社にて行われました、当社社長 藤本昌義による双日グループ役職員向け「2019年 年頭挨拶(要旨)」を下記の通りご報告します。

皆さん 新年明けましておめでとうございます。
年末年始は、ゆっくり心と体を休め、リフレッシュすることができましたでしょうか?

私は、就任2年目の昨年は、社長として初めての仕事も多くございましたが、一日一日を全力で取り組んで参りました。年末年始は家族とゆっくり過ごし、新しい一年を元気に迎えることができました。

さて、本日より、2019年 平成31年の仕事始めです。
中期経営計画の初年度が終わり、早くも2年目を迎える年となります。
「平成」の時代も今年幕を閉じ、新たな時代に入ります。

日本、そして世界の双日グループの皆さんと一緒に、双日グループとしての新しい時代も、素晴らしいものにしていきたいと考えていますので、本年もよろしくお願い致します。

昨年を少し振り返りますと、前半には比較的堅調と言えた世界経済も、後半に入ってからは、米中貿易摩擦の激化、米国の利上げに伴う新興国通貨の下落、中国経済の減速懸念の顕在化、英国のEU離脱に関する条件交渉の難航など、不透明感を増し、世界情勢は再び不安定な状況となってきています。
一方で、技術革新やイノベーションの波が押し寄せ、マイクロプラスチックや、石炭火力発電への厳しい見方に見られるように、持続可能な社会への取り組みや、ガバナンスへの社会的な要請が高まるなど、まさに、新たな時代に突入していることを感じる一年であったと思います。

常に環境の変化にアンテナを張り、いかなる変化に対しても、リスクは当然のことながら、チャンスも捉えて迅速に対応していくことが、これからも引き続き必要となってくると感じております。

さて、新年を迎えるにあたり、皆様に改めてお伝えします。

昨年は、私自身、可能な限り時間を作って、国内外の現場を訪問しました。各現場での皆さんの一生懸命な取り組みを見て、改めて、双日グループは、まだまだ成長していける力を持っていると感じました。

昨年の年初の挨拶では、「現場力の強化」、「スピードの追求」、「イノベーション」の3つの取り組みをお願い致しました。
本年も引き続き、この3つを念頭に置いて頂きたいと思います。

一つ目の、「現場力の強化」について申し上げます。

現場力を強化する為には、年齢に関係なく、若い社員の皆さんにも積極的に経験を積ませていくことが大事だと、これまで申し上げてきました。
経験とは、お客様に対応する、船積みを仕切る、こういった事だけを指すのではありません。
政治、外交、地政学リスク、金利や為替。これらの動向について、日頃からアンテナを張って意識をし、それが将来どのような懸念となって出てくるか予見すること。そして、それに対して前広に対策を打つこと、こういった意識が必要です。

リスクを察知し、当事者として、リスク・マネージをしていくのが現場の力であり、現場でのリスク対応力の強化を、改めてお願いします。一つの事象で足元をすくわれ、せっかくの取り組みに水を差してしまうような事が無い様、十分に意識してください。

二つ目は、「スピード」です。

これまでにも、9本部制への移行、月2回の本部長連絡会の開催、投融資審議会の臨時開催、稟議書の簡素化など、スピードを上げる対策を打ってきています。
一方で、各組織、各現場において、担当者が抱えてしまい、スピードが上がらないことが、まだあるようです。
各組織で、トップからは明確な方向性を示し、ボトムからは、それをふまえた最適・最速な提案をし、必要があればすぐ相談すること。こうすることで、担当が抱えて、時間がかかってしまうようなことが減るはずです。各組織としての仕事の仕方を見直し、組織としてのスピードを上げてください。スピードが遅く、チャンスを逃す、リスクを増やす。こんな事があってはなりません。

三つ目は、「イノベーション」です。

イノベーションは、何も無いところからは起こりません。皆さん一人ひとりのこれまでの経験と、その知識の先にあるもの。この二つを組み合わせ、ビジネスの中で実現していくことで、イノベーションが起こります。

昨年から、当社の企業広告をテレビでも放映していますが、コンセプトは「発想を実現する」です。皆さんの、「こんなモノがあったら良い」、「こんなことができたら価値がある」、そういった発想を、これまでの経験を活かし、実現して頂きたいと思います。

先にも申し上げた通り、世の中の変化は一層スピードを増しています。その中で、当社に求められる機能も、どんどん変化して行きます。それに応えて成長していくために、皆さんの柔軟な発想と、それをビジネスとして実現する、気概をもってやり抜くことで、当社も、イノベーションをおこしていかなければなりません。

さて、今年の干支は、十二支の十干において「己亥(つちのとい)」となります。「果実が種子となり、エネルギーを蓄えて次の世代へと向かう準備をする」という意味の年です。

中期経営計画最終年度の目標を、資源価格の影響を除いても達成できることを示し、POST中期経営計画で、1,000億円を目指せる体制としていく。それは、今年しっかり優良な資産を仕込んでいけるかどうかにかかっています。

今年が勝負の年です。

中期経営計画で約束した、毎年10%の成長、最終年度の目標を、各本部が確実に達成できる状況になっているか、足元をしっかり見て頂きたいと思います。
各本部の収益を着実に伸ばすことが、双日グループの更なる成長と、揺るがない経営基盤の構築へとつながるのです。反対に、「これを成し遂げる事ができなかったらどうなるのか」という危機感を持って取り組んで頂きたいと思います。

足りない事、難しい課題があれば、相談していきましょう。
双日グループの新しいステージ、新しい時代を自分達で築いていく。
この挑戦に、一丸となって活き活き取り組んで、機能のある、やりがいのあるビジネスを育てていきましょう。

最後になりますが、日本と世界の双日グループの皆さん、そして、その皆さんを支えるご家族の健康を祈念して、年頭の挨拶とさせて頂きます。

ありがとうございました。

以上

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