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三菱電機と日商岩井、カナダのボンバルディア社と共同で次世代型通勤用近郊電車をニューヨーク州より受注

2002年10月25日

三菱電機株式会社と日商岩井株式会社は、カナダのボンバルディア社と共同で米国ニューヨーク州交通局よりボンバルディア社製“M-7型"通勤用近郊電車532両を受注致しました。受注総額は約1,100億円で、このうち三菱電機と日商岩井は、電気駆動制御機器(インバーターシステム)、モーター、駆動装置等の電車推進制御にかかわる車載電機品一式約200億円分を納入致します。ニューヨーク州交通局は、管轄下のロングアイランド鉄道およびメトロノース鉄道向けにオプションを含めて合計で最大約1600両、3300億円に上る金額の購入予定があり、電車の一括購入として世界最大級の受注規模となります。

ロングアイランド鉄道向け326両の受注から3年間を経て、三菱電機とボンバルディア社が技術的に世界最高レベルの商品を提供していることに加え、三菱電機と日商岩井の取り組みが米国鉄道市場で非常に高い評価を得ていることもあり、今回受注した532両のうちメトロノース鉄道向けに初めて180両を納入することになりました。

1999年にベースとなる契約がオプションつきで締結され、ニューヨーク州政府資金を用いた買付けとなっている本案件は、応札者に対してはニューヨーク州在の企業を極力採用し、地元産業の振興に寄与する「ニューヨークステートコンテント(ニューヨーク州内調達)」が条件付けられています。グループの技術的な評価もさることながら「ニューヨークステートコンテント」に対応するために主要資材/部品の購入を同州の企業より行い、最終製品組立/試験の実施等を同州で行うなどの取り組みがニューヨーク州交通局に高く評価された事も受注の大きな要因のひとつにあげられます。

ニューヨーク州政府交通局からの発注は、1970年代初頭に納入された“M-1型”通勤電車938両の老朽化に伴った交替車輌として行われており、“M-7型”電車は2002年10月より順次営業運転に投入され始めます。

三菱電機と日商岩井は、今回の受注を契機に、米国における交通事業への進出に注力しており、電車のみならず、バスや貨物鉄道等の分野にも積極的に拡販していく意向です。

以 上

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