双日株式会社

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豪州Neurosciences Victoria社(NSV)とバイオ研究開発の事業化に関する総代理店契約を締結

2002年9月17日

このほど、日商岩井株式会社(本社:東京都港区、以下 日商岩井)は、ニューロサイエンシズ・ヴィクトリア(Neurosciences Victoria Ltd./本社:オーストラリア・ヴィクトリア州、以下NSV)( http://neurosciencesvic.com.au/)と、NSVが対外交渉窓口として取り扱う精神・神経疾患領域の研究開発プロジェクトに関し、日本における事業展開につき総代理店契約を締結いたしました。

NSVは、メルボルン大学をはじめ、オーストラリア国内の主要大学・研究機関における神経疾患領域の研究開発技術の事業化を目的として運営する企業組織であり、大学・研究機関のパートナーシップとしては豪州最大規模です。NSVが関与する研究プロジェクトは、アルツハイマー病、パーキンソン病、疼痛、脳卒中、てんかん、統合失調症、神経変性、神経損傷などの精神・神経疾患の治療薬の探索、神経再生の研究開発など、多岐にわたっており、NSVは、これら多数の研究プロジェクトの推進を通じ、最高水準の研究開発技術を治療に結びつけることを目指しています。

NSVは、メルボルン大学、ハワード・フローリー実験生理学医学研究所、モナシュ大学、国立卒中研究所の4大学・研究機関が創立メンバーとなり、ビクトリア州政府の助成により設立されました。今後、シドニー大学、脳研究所、ジョン・カーティン医学研究所、精神健康研究所の4大学・研究機関も新たに参加する予定です。またNSVは、オーストラリア政府が進める神経科学研究施設設置プログラムに基づく支援も得ており、NSVが推進するプロジェクトでは、整備された最先端の研究機器、治験インフラの活用が可能となっております。

精神・神経疾患に係わる医療ニーズは、先進国の高齢化進行などを背景に急拡大しており、2010年の市場規模は全世界で1300億ドル(約16兆円)超と見込まれます(NSV社予測)。日本においても、アルツハイマー病のような精神・神経疾患は、克服すべき重大疾患の一つとして厚生労働省の重点政策が掲げられており、病因の解明や疾患の予防法、診断法および治療法の開発が強く期待される領域と位置づけられております。

このたびの契約締結を受け、NSVと日商岩井は、日本の有力な製薬企業を事業パートナーとして、NSVが推進中の各種研究プロジェクトにつき、日本市場での商業化を図ります。

日商岩井は、国内外バイオベンチャーとの戦略的提携・投資・共同事業展開を通じ、バイオ関連産業の発展に貢献すべく、2001年4月にバイオ環境事業室を創設しました。バイオ環境事業室では、世界各国の日商岩井グループのメンバーからなるグローバル・バイオ・ネットワークを通じ、仲介・マーケティング・貿易・流通・ファイナンスなど成長途上の企業が求める商社機能を凝縮した「ワン・ストップ・ショッピング」の機能・便宜性を提供しつつ、バイオ関連の有望事業の展開を進めております。

<NSVの会社概要> 
◆NeurosciencesVictoria Ltd.

設立 2000年
所在地 The Gatehouse, Western Precinct The University of Melbourne, 2 Park Drive, Parkville 3052 Victoria Australia
代表者 Associate Professor William Hart, Chief Executive Officer
事業内容 オーストラリア国内主要大学・研究機関における精神・神経疾患領域の研究開発プロジェクトの商業化推進

以 上

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