双日株式会社

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イービストレード、GPSとデジカメを使った廃棄物追跡管理システムの販売を皮切りに環境関連事業に本格参入

2002年7月29日

日商岩井グループの新規事業育成会社(インキュベーター)であるイービストレード株式会社(東京都千代田区、社長:寺井良治 www.ebistrade.com)は、アース デザイン インターナショナル株式会社(東京都港区、社長:塚本英樹)が開発した「産業廃棄物処理工程追跡管理システム」を大手メーカーなど産業廃棄物を排出する企業向けに販売を開始し、環境関連事業に本格参入致します。

日本全国の最終処分場(ゴミ埋め立て地)が受け入れ可能なゴミの残余容量は、約1億8394万m3、年数にして約3.7年分しかありません。政府はこの問題の解決のために本腰を入れ始め、家電リサイクル法などの法規制を打ち出しています。この様な状況下、政府はゴミを排出する企業に対して「排出者責任の明確化」として、2001年4月より、1.発生量の抑制、2.資源の再利用、3.適正処理に率先して取り組む様に指導を始め、ゴミの処理・管理については、メーカーなどの排出企業が全責任を負うことになりました。

産業廃棄物処理法では、廃棄物は排出企業の責任において企業自身で処理することとなっています。特別に許可を得た「産業廃棄物処理業者」に処理を委託することも認められていますが、万一「不法投棄」が発生した場合の責任は排出した企業に戻るため、結果として企業に求められるのが「適正処理ルートの確立」と「処理実態の把握」です。

イービストレードはこの点に着目し、急激に進み始めた国家規模の動きに排出企業が対応できる様、廃棄物管理の業務合理化システムの提供とリサイクル促進のための仲介事業に取り組むことと致しました。その中核にあるのが「産業廃棄物処理工程追跡管理システム」の販売です。

「産業廃棄物処理工程追跡管理システム」は、全地球測位システム(GPS)とデジタルカメラによる画像データを組み合わせて廃棄物の中間処理工程を管理します。廃棄物を収集・運搬する車輌の運行経路と荷姿の情報をGPSとデジタルカメラを使って管理するものです。工程全体をITで管理することで実績集計などの作業を合理化・自動化でき、行政報告書なども簡単に作成することが可能です。システムの運用に協力する廃棄物処理業者は自動的に不法投棄とは無縁の優良業者として他社との差別化が図れます。

また、汚染土壌や特別管理廃棄物(重金属類・廃酸廃アルカリ・ダイオキシン類・注射針等の医療廃棄物)など、処理する際に特に厳しい管理が必要な廃棄物に関しては、同システムを応用した「移動工程追跡管理サービス」も行います。

環境関連事業に本格参入するイービストレードでは、初年度に3社、3年間で累計20社に「産業廃棄物処理工程追跡管理システム」を導入する予定で、2005年度には環境関連事業で年間約20億円の売り上げを見込んでいます。


「産業廃棄物処理工程追跡管理システム」を排出企業への導入を進める一方で、廃棄物処理業者向けに業務の管理・業務改善・営業強化のためのソリューション事業を始めました。サービス内容には、収集運搬車輌の運行管理システム、リサイクル率向上、ISO14001取得などのコンサルティング、企業内容の説明ツール(CIパッケージ)の作成等が含まれています。


以 上

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