双日株式会社

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ベトナムの植林木チップ加工・販売会社、ビジャチップ・ブンアン社が操業を開始

2002年5月27日

日商岩井株式会社は、2001年10月にベトナム中部ハーティン省のブンアンで植林木を利用するチップ加工・販売のための合弁会社「ビジャチップ・ブンアン社」を設立し、6月より操業を開始することとなりました。

「ビジャチップ・ブンアン社」は、資本金が150万ドル(約1億9000万円)で、日商岩井が60%、林産物の取り扱いでベトナム最大の国営林産物輸出入公団(ハノイ)が40%を出資して設立されました。年間加工能力は30万トン、売上は1200万ドル(約15億円)で、植林木をチップに加工したものを日本に輸入し、全量を王子製紙株式会社に供給します。

製紙メーカーによる木材チップの購入は、森林資源の保護と地球温暖化防止などの環境への配慮より天然木から植林木にシフトしており、ベトナムでの植林木のチップ加工事業は、この流れに対応するものです。原木の主体となるユーカリとアカシアは、ハーティン省とクァンビン省の植林木によって賄われます。

日商岩井のベトナムにおけるチップ植林事業は、1993年にベトナムカンナム省のダナンで設立した「ビジャチップ社」に始まり、1995年には王子製紙、日商岩井、大日本印刷の出資で「QPFL社」をビンディン省に設立しており、「ビジャチップ・ブンアン社」はベトナムにおける3番目のチップ植林事業となります。

また、ベトナム以外で日商岩井が参加している海外チップ植林事業として、王子製紙とともにオーストラリアビクトリア州で2つの事業があり、ベトナムとオーストラリアに展開する5つの事業合計で43,000の目標植林面積に対して、既に25,800ヘクタールの植林を実行しています。

「中期経営計画 2005」を実行中の日商岩井は、環境事業を新規事業分野のひとつとして掲げており、環境に配慮した製紙原料事業を今後も積極的に展開し、2003年にはベトナムから年間80万トン、2009年からはオーストラリアから年間40万トン、合計120万トンの輸入を行う計画です。今後は植林木を中心とした製紙原料事業をマレーシア、タイに拡大して参ります。


日商岩井が参加しているチップ植林事業

名称 ビジャチップ ビジャチップ
・ブンアン
QPFL GPFL EPFL
設立年月日 1993年12月 2001年10月 1995年7月 1997年1月 1999年3月
植林地 ベトナム
中部5省
ベトナム
ハーティン省
ベトナム
ビンディン省
オーストラリア
ビクトリア州
オーストラリア
ビクトリア州
資本金 117万ドル 150万ドル 450万ドル 1219万豪ドル 1753万豪ドル
株主 日商岩井 60%
ベトナム企業
5社 40%
日商岩井60%
ベトナム企業
1社 40%
王子製紙51%
日商岩井39%
大日本印刷10%
王子製紙51%
日商岩井29%
凸版印刷10%
北海道電力10%
王子製紙41%
日商岩井29%
日本紙パルプ
商事10%
小学館20%



以 上

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