双日株式会社

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エジプト家電最大手のエル・アラビー社とシャープブランドのエアコン生産で提携

2002年5月15日

シャープ株式会社と日商岩井株式会社は、中近東・アフリカ地域最大手の総合家電メーカーであるエジプトのエル・アラビー社(El-Araby)と、エアコン製造技術の供与と生産設備・部材の納入および販売協力を行うことで5月15日にカイロで契約を締結致しました。

シャープと日商岩井はエル・アラビー社とエアコン部材の供給契約を三社間で締結し、また、シャープとエル・アラビー社はブランドの貸与とエアコン製造に関する技術援助契約を二社間で締結致しました。エル・アラビー社は、クエスナー工業団地(Quesna Industrial Zone)に新設する工場で、2003年11月よりシャープブランドのエアコン製品の生産を開始致します。生産されたエアコン製品は、2004年1月よりエル・アラビー社が強力な販売網を持つエジプト国内やアフリカ諸国向けに販売を致しますが、将来的には中近東地域に販売することも予定しています。

1964年の創業以来、初めてエアコンの生産を手掛けるエル・アラビー社は、テレビなどの家電製品の販売でエジプト国内における強力な販売サービス網を構築するなど、ユーザーに信頼される企業イメージが認知されています。当初の販売目標地域のひとつであるアフリカ諸国は、エジプト国内に次ぐ有望な市場として視野に入れており、2001年に導入された東南部アフリカ共同市場(COMESA)を最大限に活用して参ります。また、中近東地域は、産油国を中心に各国の経済事情も好転し、各種インフラ案件に係わる資機材調達案件も増えており、所得の増加と若年層人口の増加による消費物資需要の拡大が見込まれています。

シャープは、シャープブランドのエアコン販売世界展開を推進しており、今回の締結を機にこのエアコン生産工場を日本(大阪府八尾市)・タイ(バンコク)・中国(上海)に続く四つめの生産拠点と考え、今後大きな需要が期待できる中近東・アフリカ諸国へのエアコン事業の戦略拠点と位置づけています。

日商岩井は、新設する工場の生産設備の納入と製品の販売協力などを行いますが、海外と海外とを直接つなぐビジネスチャンス(From/To Market)は今後ますます増えてくると判断しており、新規案件開拓のために中近東地区に海外戦略要員を派遣やナショナルスタッフ(現地採用社員)の育成などを行い、海外からの収益比率の向上を目指しています。

以 上

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