双日株式会社

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日商岩井プラント機器、新しい方式のピンホール検査装置の発売を開始

2002年2月28日

日商岩井プラント機器株式会社(本社:東京都中央区、社長:渡辺助義、資本金:2億6000万円、03-5614-2236、日商岩井100%出資)は、ジョーベン電機株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:小沢正秀、資本金:6000万円、06-6865-0744)が開発・製造するピンホール検査装置の販売を開始致します。

従来の「電気方式」によるピンホール検査では、電気を通してピンホールの有無を検査する方法を取るため、更に穴を大きくしてしまうなど、検査対象を破壊してしまいますが、ジョーベン電機の「いんが印加帯電方式(※1)」検査装置では、対象を破壊することなく包装物の上下両面を同時に検査する事が可能となります(特許取得済み(※2))。 

包装物のピンホール検査を全く新しい方式で行うこの装置は、従来は測定が難しかった「水に濡れた物」や「薄い物」の検査を行なうこを可能とし、食品、飲料、医療、雑貨などさまざまな分野での活用が考えられています(※3) 。特に食品や医療分野では密封包装物が多数使用されていますが、確立されたピンホールの検査方法がありませんでした。製造工程における総合的安全管理システムであるHACCP(危害分析重要管理点方式)や品質を証明するISO9000シリーズ(国際標準化規格)の導入、MRSA(院内感染)の防止など、信頼性や品質の向上のために確実な方法での全品検査が必要不可欠になってきており、ジョーベン電機のピンホール検査装置の活用が期待できます。 

日商岩井プラント機器では、販売全体の70%を新規需要、30%を従来の「電気方式」からの切替え需要と見ており、販売代理店として初年度は国内のみで約5億円(50台)、2年目以降は特許を取得した米国、欧州向けの輸出を開始し、10億円(100台)の売上を見込んでいます。 

ジョーベン電機は、中小企業創造活動法による大阪府の認定および補助金交付企業になっており、基盤技術研究促進センター(特殊法人)の技術評価、事業化評価委員会より採択レベルに達しているとの評価により、融資対象企業にも選定されている高レベルの技術を有したベンチャー企業です。

(※1) 検査対象の表面に交流・直流を帯電させ、センサー(電極)にて検査物の表面を検査します。 ピンホールがある場合にはピンホールより流れ出る微小電流を捉え、ピンホールがあることを確認します。
(※2) このピンホール検査方法の基本特許および装置特許は、日本・米国・欧州・カナダ・ オーストラリア・中国・韓国・シンガポール・台湾に申請中および取得しています。
(※3) 食品(豆腐、ゼリー、水菓子、ミートボール、ハム、ソーセージ、漬物、プリン等) 飲料(酒、ジュース、乳飲料等) 医療(輸液バック、血液バック、生理食塩水、蒸留水、注射液、栄養流動食等) 雑貨(プラスチック容器、ガラス容器、アンプル容器、健康ドリンクなどのキャップの密封確認)


以上

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