双日株式会社

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工場向け資機材調達サイト「tradefield」がオープン

2002年1月29日

ITX株式会社、株式会社神戸製鋼所、日商岩井株式会社は、企業が工場内で使用する資機材の調達をインターネット上で支援するウェブサイト、「tradefield(トレードフィールド)」を開設いたします。「tradefield」は、電子化によって情報共有と購買業務の効率化を図るWeb-EDIと、ボーダレスな取引により新たなビジネスチャンスを提供するというマーケットプレイスの双方のメリットを併せ持った従来にない新しいサイトです。       

3社はITX内に「資機材eMP準備室」を設置し、事業化の検討を進めてきました。1月28日から4月末までバイヤーとサプライヤーとの間で無料の検証サービスを実施し、7月には事業会社を設立すると同時に本格サービスを開始する予定です。検証サービスは、鉄鋼・化学・エンジニアリングといった異業種約10社の大手バイヤーと約100社のサプライヤーが参加し、ポンプとバルブの2品目及び一般加工品(製缶品、鉄骨類等)の取引に限定して実施します。

工場が購買する資機材の多くは汎用品及び特注品(以下、2つをまとめて「仕様品」と称す)ですが、従来、これら仕様品の購買業務は複雑でコストと時間がかかり、取引先も固定的という傾向がありました。「tradefield」は、仕様品・メーカーの選定、見積から購買にいたる業務過程を標準化・簡素化する事で、購買業務の効率化を実現します。特に、仕様品の選定効率化のためにサプライヤーの製品データベースを構築し、バイヤーは瞬時に自社の仕様に適合する製品を検索する事ができます。また、約100社のサプライヤーを公開する事でバイヤーの購買範囲を拡大すると共にサプライヤー間の競争を促し、バイヤー企業の調達コストを10%程度削減します。一方、サプライヤーもバイヤー同様、見積から販売にいたる業務過程が標準化・簡素化されると同時にこれまで取引のなかった新規バイヤーとの取引機会がネット上で生まれます。

加工品取引では、「tradefield」が加工品ネット事業者及び各種団体と連携します。検証システムでは、(株)エヌシーネットワーク・(社)関西経済連合会と連携し、これらに登録する加工品メーカー約6万社はバイヤーが「tradefield」上で公募する加工品に応募する事で、バイヤーとの新規取引の機会が生まれます。「tradefield」はこれらをASPサービスとして提供する予定で、自社Web-EDIの構築や従量制の課金方式を取るマーケットプレイスよりも低コストで利用可能です。

国内の設備・補修品のマーケットは約50兆円と見られておりますが、「tradefield」が対象としている工場向け資機材の市場はその10%に当たる5兆円と見込んでいます。今後「tradefield」では、ポンプとバルブに続き順次取り扱い品目を増やしていくと同時に、取引に付随する物流・保証・金融等各種支援を含む包括的な電子購買サービスを構築していきます。

以上

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