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日商岩井と三菱電機、ロシアのノボリペツク製鉄所より最新自動制御システムを受注

2001年12月12日

日商岩井株式会社と三菱電機株式会社は、ロシアの三大製鉄所の1つであるノボリペツク製鉄所より「連続溶融亜鉛メッキライン」用制御システムのリフレッシュ工事を受注いたしました。現在稼働中のプラントコントローラ「MELPLAC-50」(三菱電機製)は、1980年に同製鉄所向けCGLを納入した際に納めたもので、納入後20年以上が経過して老朽化していることから安定操業維持と効率改善のために新しいシステムに切替えることを提案し、この度の成約となりました。

新たに納入するのは、三菱電機製のプラントコントローラ「MELPLAC-2000」です。プラントコントローラは、プラント制御のいわば心臓部で、各種機器から送られてくるデータを解析し、プラント設備を安定的に稼動させる働きを担うものです。「MELPLAC-2000」は、従来のプラントコントローラに比べて演算・情報処理能力が高く、オープン性をコンセプトとしたコントロールシステムであり将来の設備増強に対する拡張性が高いことが大きな特徴となっています。

ノボリペツク製鉄所は、冷延鋼板や表面処理鋼板などの生産ではロシア国内随一の品質と生産量を誇っています。CGLは鉄板に亜鉛メッキを施すことにより、錆に強く製品寿命の長い鋼板を作っており、同製鉄所の主力ラインです。ノボリペツク製鉄所で生産された鋼板は、自動車・家電用鋼板として、ロシア国内だけでなくアジア、ヨーロッパ、アメリカなど海外向けにも輸出されており、今後の需要増が期待されます。

日商岩井と三菱電機は、1970年代から同製鉄所への製鉄設備納入を行っており、長年にわたって非常に密接な関係を築いてきました。1980年代には「連続焼鈍ライン(CAL)」や 「カラーコーティングライン(CCL)」を納入しており、これらの制御システムについても、更新時期を迎えています。今回のCGL制御システムの受注を機に、両社で更なる受注に向けて同製鉄所への提案を行っていくとともに、復興の兆しを見せているロシア市場の開拓を行っていきます。

ロシア三大製鉄所について
ロシアの三大製鉄所としては、ノボリペツク製鉄所の他に、セーベロスターリ製鉄所、マグニトゴルスク製鉄所があり、いずれも年間の粗鋼生産量は700万トンを超える。ノボリペツク製鉄所は、特に冷延鋼板や表面処理鋼板の生産に力を入れており、これらの生産においては質・量ともにロシア国内トップの地位を占めている。

以上

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