双日株式会社

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電子透かし技術・マークエニー社へUS$600万出資、日本法人設立へ

2001年6月25日

ブロードバンド時代のデジタルコンテンツの著作権保護・管理をサポート

アイ・ティー・エックス株式会社(本社:東京都千代田区霞が関 代表取締役CEO:平田 梓太郎 以下「ITX」)は、韓国の電子透かし(デジタル・ウォーターマーキング)技術開発会社であるMarkAny Inc.(本社:韓国 ソウル市 CEO:ジョン・チョイ 以下「MarkAny社」)にUS$600万の出資を実行しました。また、同社と共同出資で6月21日に㈱マークエニー・ジャパンを設立し、販売代理店を通じた顧客開拓、メンテナンス、そして電子透かしを挿入したコンテンツのWEB上での管理サービス業務を、同日本法人を通じて行っていくことも決定しております。

電子透かしとは、音楽、写真、動画等のデジタルコンテンツデータに、コピーを防止する信号やコンテンツ管理のための著作権データを埋め込む、データの除去・改ざんを防止する技術です。同社ではサウンド、イメージ、動画、テキストファイルに加え、医療用システムであるPACS(Picture Archiving Communication System)に対する電子透かしシステムまで製品化を終えております。

MarkAny社の透かし技術は、日本著作権協会主催のSTEP2000や全米レコード協会の主催するSDMI(Secure Digital Music Initiative)などの技術選考において高い評価を得ております。また、「透かし」を挿入することによる画質・音質の低下は全くなく、透かしデータの消去も非常に困難であるという技術特性を持ち合わせています。ネットワークのブロードバンド化により、今後ますます膨大な量の情報が配信されるようになっていくに伴い、著作権の保護・管理に対する需要が高まっていくと推測され、今後、電子透かし技術はますます重要なセキュリティ技術として期待されています。

MarkAny Incは、また、顧客の使用端末から得たハードウェア情報を基に作る利用者専用キーはもちろん、利用者のコンテンツの使用内訳、支払い情報等の管理を通じて、利用者がIDやパスワードを共有してコンテンツを不法コピーしたり、コンテンツの不法流通を防ぐことができるセキュリティソリューションであるDRMも製品化しています。

新会社の(株)マークエニー・ジャパンは、資本金2.5億円(MarkAny:66%、ITX:34%)で設立し、現在既に提携関係にある企業以外にも販路を広げ、MarkAny社の持つすべてのサービスを日本で展開し、顧客の要望にタイムリーに応えることのできるサービス提供会社を目指します。

更に今年度中に、米国法人の設立も計画しており、ITXは米国法人に関しても共同出資を検討しています。

以上

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