日商岩井グループが新浦安駅前に超高層ツインタワーマンション 「エア レジデンス 新浦安」を企画開発
2001年6月6日
日商岩井株式会社(本社:東京都港区・取締役社長 安武史郎)、日商岩井不動産株式会社(本社:東京都港区・取締役社長 植野晃年)、ハウジングキャピタル・ファイブ株式会社(本社:東京都豊島区・代表者 堺五郎)の3社は、千葉県浦安市において官民連携で20年に及ぶ駅前整備事業として進められてきました「浦安AMC計画」が完結するプロジェクトとして高さ117mの超高層ツインタワーマンション「エア レジデンス 新浦安」(地上32階建、地下1階建・2棟、総戸数430戸)の企画開発事業に着手いたします。
「浦安AMC計画」は、JR京葉線の新線計画にあわせて「新浦安」駅を中心とした周辺14haを超える広大な敷地に浦安市と株式会社長谷工コーポレーション(本社:東京都港区・代表取締役社長 嵩 聰久)が官民連携しながら市の新しい表玄関を開発する高度複合都市開発事業で、1980年の着手以来、シンボルロード整備などの都市基盤整備と複合商業ビル「ショッパーズプラザ新浦安」、新都市型商業ビル「MONA」、超高層オフィスビル、OAビル、そして「浦安ブライトンホテル」「新浦安オリエンタルホテル」、さらに憩いと安らぎに満ちた住宅「エル・シティ新浦安」などを配してきました。今回の「エア レジデンス 新浦安」は駅舎、商業施設をぺデストリアンデッキで結んだゾーンに建設され、この事業によって「浦安AMC計画」の完結を迎えることとなります。
今回の「エア レジデンス 新浦安」は、「新浦安」駅直結徒歩2分、JR京葉線利用により「東京」駅まで16分と交通アクセスにも恵まれた好立地に平成15年8月末竣工予定、本年8月には現地販売センターをグランドオープンする予定です。都市の中にあっても、いつも自然に触れられ、自分のリズムで暮らすことのできる、浦安AMC計画ならではの住環境を創出し、街全体はカリフォルニアの街並みを連想させるアーバン・リゾートライフにふさわしい生活空間が広がります。
また、今回のプロジェクトは、敷地内に一定規模の公開空地を持つことで、容積率などが緩和される総合設計制度が適用され、千葉県が同制度を活用した施設への建築許可をおろす初めてのケースとなります。公開空地部分は、県内でも最大級の規模を誇るもので、敷地内に豊富な緑を配置するほか、噴水や小川なども設置し、ツインタワーとともに、新浦安駅前のランドマークを目指します。
●総合設計制度
総合設計制度は、容積率及び高さの制限について、統一的な緩和規制をもうけることによって、建築敷地の共同化、大規模化による土地の有効かつ合理的な利用の促進と、公共的なオープンスペース(公開空地ともいう)を確保することなどにより、市街地環境の整備を図ることを目的としてもうけられたもの。一定規模以上の空地を有し、かつ、その敷地面積が一定規模以上である建築計画の建築物に適用される。特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がなく、かつ、その建蔽率、容積率、高さについて、総合的な配慮がなされていることにより、市街地の環境の整備改善に資すると認められる建築物について、建築審議会の同意を得たものに、容積率や高さの制限などの特例を許可するもの (建基59の2)。
以上