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日商岩井、三菱重工業他と共同でロシア向け天然ガスパイプライン用ガスコンプレッサー設備を受注

2001年4月11日

日商岩井は三菱重工業株式会社(社長:西岡 喬)およびロシアの2企業と共同で、世界最大のガス生産・販売会社ガスプロム社(モスクワ市)の機器調達部門ガスコンプレクティムペクス社より、ロシアの幹線ガスパイプライン向けコンプレッサーステーション用ガスコンプレッサー設備を合計約70億円で受注しました。

ガスプロム社では、ロシアのスタブロポル市から黒海経由でトルコのサムサン市まで通じる全長760kmの天然ガスパイプラインを敷設するブルーストリームプロジェクトを推進しており、2002年初頭の操業開始時より年間160億立方メートルのガスをトルコに供給する計画にしています。今回の受注は、このプロジェクト向けであり、ロシアの国産品優遇策に沿って、ロシア製のコンプレッサー駆動用ガスタービンを採用することで、天然ガス昇圧用の大型コンプレッサーおよび付帯設備一式を受注したものです。

ガスプロム社は、世界の天然ガス埋蔵量の約25%を保有している世界最大の天然ガス生産・販売会社であり、欧州の天然ガス消費量の40%が同社から供給されています。同社は、総延長距離15万kmのパイプラインと4000台以上のコンプレッサー設備を保有していますが、多くは製造後20年以上経過し老朽化しているため、今後は年間数百台規模のコンプレッサーの更新需要が見込まれています。

当社と三菱重工業は、このブルーストリームプロジェクトに引き続き、現在ロシア北部のヤマール半島からベラルーシを経てポーランド/ドイツまで通じる全長5100kmの幹線パイプラインの輸送能力を増強するヤマール・ヨーロッパプロジェクト向けコンプレッサーの契約交渉も進めています。

環境負荷の少ない天然ガスの利用が世界的に促進されているなか、本件の受注を足がかりに天然ガス輸送用の大型コンプレッサーの分野に本格参入するとともに、天然ガス関連プロジェクト向けのコンプレッサーの受注拡大を図っています。


以上

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