双日株式会社

閉じる

フジ製糖、多糖類イヌリンを直接製造する酵素を発見、商品化へ

2001年3月5日

日商岩井グループが約4割の出資をしているフジ製糖株式会社は、世界で初めて、多糖類イヌリンを直接砂糖から生産する酵素を発見、特許を出願致しました。

イヌリンはゴボウやチコリ、キクイモなど植物中に広く存在する天然の多糖類です。フラクトオリゴ糖の果糖分子が長くなったもので、今回発見した酵素を用いると高純度のイヌリンを大量に生産することが可能になり、コストダウンができます。

イヌリンは欧米では古くから糖尿病患者の栄養補助剤として利用されてきました。近年ではチコリの根から製造されるようになり、消費者の脂肪摂取量を低減させる要望(ファットフリー)に応える脂肪代替物としての機能が注目されるようになりました。

用途としては、乳製品(ヨーグルト、乳飲料、チーズ、クリーム)、ファットスプレッド(バター、マーガリン)、洋菓子類(チョコレート、ケーキ、クッキー、クラッカー)、和菓子、冷菓、パンなどへの利用が広がってきております。さらに食物繊維としての特性やビフィズス活性、ミネラル吸収の促進、制ガン効果などの生理活性機能も注目されており、将来的には食品を始め医薬品や化粧品など広い分野への応用が期待されており、大きな潜在需要が見込まれます。

フジ製糖は砂糖を原料とした高機能製品の事業化を、食品添加物、マイタケ、切り花活性剤などとともに経営の柱のひとつとしたいと考えており、商品化に取組んでまいります。日商岩井はグループをあげてサポートする考えです。

以上

このページの先頭へ