双日株式会社

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日商岩井、化学品カンパニーを再編、子会社との分業体制確立

2001年2月14日

日商岩井株式会社は、2001年4月1日より化学品カンパニーの本体商権の一部を主要関係会社3社へ移管し、関係会社を強化、本社との分業体制を確立することを決定致しました。

日商岩井は、2000年4月よりカンパニー制を導入、各カンパニー毎に業界での競争力を強化、連結経営強化策を打ち出しております。 化学品カンパニーは多様な業容を業界特性、当社の機能といった面からみて、効率的なグループ経営を推進するために、本社との分業体制をとることにしました。

今回の商権移管により、化学品カンパニー本体では、アジアなどで展開している大型投融資の集中的管理と関連物流取引、電子材料・バイオといった戦略的商品取引及び新規開発を目指し、リスク管理機能を強化しながら将来の持株会社構想も睨んだ組織と致します。同時に本社化学品カンパニーの“総合機能”を強化し、日商岩井本社を中心とする「連結での総合」を実現する求心力を高め、他カンパニーとの連携を強めて、シナジー効果を発揮します。

他方、商権の移管先である日商岩井化学品カンパニーの主要関係会社3社、
① 日商岩井ケミカル株式会社 
② 日商岩井プラスチック株式会社
③ 日商岩井セメント株式会社

におきましては、従来、国内取引を中心とした物流取引・代理店取引に注力し販売力を強化してまいりましたが、今般、本体より輸出入・三国間取引などの貿易取引を移管し、今後は各業界においてグローバルな活動でシナジー効果を最大限発揮し、各取引先へのサービス強化、取引拡大に邁進出来る体制に致します。

【 各関係会社の状況 】

日商岩井ケミカル株式会社(NICC:年間売上 約500億円)は、商社系国内販売会社の先駆者として溶剤・塗料原料などを中心としたバルク・ケミカル(タンカーと化学品貯蔵タンクによる物流・取引)、機能化学品の販売などで着実な実績と業界での基盤を築いてまいりました。今般、本体より関連の貿易取引全般の商権移管を受け、加えて、当社のバルク・ケミル物流拠点であるエヌアイケミカル株式会社(千葉市美浜区)、北港化学株式会社(大阪市此花区)を本体からNICCに株式譲渡し、同社の機能強化を図ります。

更に、NICCのビジネス業容域の拡大を目的として、主に耐火物・窯業原料の販売で実績のある販売子会社、日商岩井セラミックス株式会社(年間売上 約100億円)を合併し、同時に、当社が伝統的に強い取引基盤を有している各種鉱産物の取引を、傘下の子会社ベルミテック株式会社を含めて、本体からNICCに全面移管致します。

NICCは 2002年度での株式上場を予定しており、さらなる収益基盤の強化、事業価値の向上と資本の充実に努めます。

②日商岩井プラスチック株式会社(年間売上 約700億円)は、長年のプラスチック取扱い実績に加え、最近では“開発型専門商社”を旗印にIT関連機器などに経営資源の集中を積極的に図り実績を上げてきておりますが、今般本体から合成樹脂の貿易取引を移管することで海外展開に弾みをつけ業容拡大を目指します。同社も2002年度内での上場を目指します。
  
③日商岩井セメント株式会社(年間売上 約380億円)には、セメント業界での国内実績に加え、今般貿易取引を全面移管致します。さらに同社は現在当社の100%子会社ですが、本年3月末迄に複数の取引先より資本の参加を受入れることで資本増強を図り、業界での信用基盤を確固たるものとし競争力と収益力の強化を図ります。


以上

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