日商岩井株式会社は日商岩井米国会社と共同で、米国でネット電力取引事業を行なうAPX社（AutomatedPowerExchange：本社米国カリフォルニア州サンタクララ）に対して、総額250万米ドルを出資致しました。出資は10月8日にクローズされた第3次(シリーズC)第三者割当増資を通じて行いました。

現在、米国を始め世界の電力業界において規制緩和、再編及びIT化が進んでおりますが、このような環境下において、高い技術力とノウハウを有するAPX社の将来性を評価し、APX社への出資を決定したものです。また、APX社の海外展開において、当社が培ってきた経験とノウハウが貢献できるものと考えております。

日商岩井の出資について、APX社会長のエドワード・カザレット氏は、「APX社は日商岩井を出資者に迎えられて光栄である。日商岩井のビジネスに対する洞察力は、APX社が成長する世界のマーケットに付加価値のあるサービスを提供していく上で、大変価値あるものになるだろう。」と発言しております。

日商岩井が参加した第3次第三者割当増資は、総額3610万米ドルであり、今回の主要な投資家13社の中には、日本企業として、東京電力株式会社、伊藤忠商事株式会社、住友商事株式会社も直接または関連会社を通じて出資を行なっています。

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