双日株式会社

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EC事業推進のための社内特別体制を整備

2000年8月1日

日商岩井株式会社は、EC(Eコマース)事業に求められる審議・決裁のスピード化に対応する為に8月1日付けで、EC事業に関わる投資案件について、決裁機関として「EC審議会」を新設し、スピード決裁を実現します。また、各カンパニーで推進中のEC事業の取り組みを更に強化、支援を図る為にEC事業インキュベーションの専任組織として「EC事業部」を設立します。

4月1日のカンパニー制の導入以来、全社のEC事業は、IT推進部及び各カンパニーのCIOとその傘下のEC事業推進チームが連携をとって進めて参りました。この度の組織変更によって、IT推進部は、コーポレートのIT戦略立案に関わる部分とEC案件の統括業務に注力し、具体的な案件の支援・促進・調整についてはEC事業部で行っていくことになります。EC事業部には、各カンパニーで実際にEC案件に取り組んでいる人材を集め、マンパワーと情報を集約することにより、e-Bistrade、ATA、Cynomixに続く、様々な新規案件を発掘し、事業化していきたいと考えております。また、ITXグループからもEC事業部へ人材が派遣され同グループとCo-workしながらEC案件を推進してまいります。

今回、もう一つの柱となるのが、EC案件専門の決裁経路の確立です。EC案件は、すべてIT推進部が主管部となり、従来の投融資審議会に代わり「EC審議会」にて即日決裁を行います。同時に、全社のEC事業投資を把握・管理する為に毎年一定のEC事業投資金額の枠を設定します。

日商岩井では、EC事業を重点戦略分野として位置づけており、将来的にも会社の事業収益を担うビジネスとして期待しております。今回の体制強化によって、業界内での優位性を確保し、「ネット商社」の実現に向けて更なる一歩を踏み出していきます。

【EC事業部の役割と機能】
① e-Bistrade、ATA、Cynomixの支援
② 各カンパニーの新規EC事業案件の立上げ
③ 物流・保険・決済・与信関連のEC事業向け機能開発支援
④ 新規EC事業案件の目利き及びコンサルティング
⑤ 各プロジェクト間の全体調整


以上

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