双日株式会社

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アイ・ティー・エックス株式会社 (ITX Corporation)営業開始

2000年4月1日

日商岩井株式会社(社長 安武 史郎)は、本年2月7日に、当社情報産業本部を アイ・ティー・エックス株式会社 (ITX Corporation)として分社化することを発表しておりましたが、来週4月3日より正式に営業を開始する運びとなりましたので、お知らせ致します。

ITX は、これまで日商岩井が情報産業分野において積み上げてきた優良な資産や商権を受け継ぎ、今後は、新たな戦略的パートナーと共に、事業展開を一段と加速していきます。 また、ITX は、日商岩井が進めているインターネットを利用したE-コマース(電子商取引)事業にも積極的にかかわっていきます。

<新会社の概要>

社 名 アイ・ティー・エックス株式会社 (ITX Corporation)
本社所在地 東京都港区赤坂2-4-5
営業開始日 2000年4月3日
資 本 金 103億円
資本準備金 97億円
社 長 平田 梓太郎(ひらた しんたろう)
社員数 130名(連結ベース約1800名)
株式譲渡先 (シェアー合計約30%)
戦略的パートナー4社 1)帝人株式会社
2)船井電機株式会社
3)オリンパス光学工業株式会社
4)株式会社三和銀行
その他株主

<戦略的パートナー各社の出資の意義および狙い>
帝人は、IT分野を同社中期経営計画「前進2000」における重点注力分野と位置付けており、この重要分野のパートナーとして ITXが選ばれたもの。 今後、同社と ITX とはこれを契機に事業協力を図って行きます。

船井電機は、同社製品の輸出を通じ、従来より日商岩井とは極めて良好な取引関係にあり、既に、インターネット関連での共同事業もスタートさせておりますが、今回の提携を機に、船井プロダクションシステムに基づく優れた物作りのノウハウを活かし、IT分野での新事業、新製品を共同で生み出してゆくことを目指しております。

オリンパスでは、同社のコア技術である“オプトデジタル”技術の中から IT関連のビジネス・シーズが数多く生まれており、今回の提携による異なる経営資源 をベースに、これらビジネスの早期具体化とシナジー効果を期待しています。 

三和銀行は、金融分野がさまざまな ITの活用を必要としている中、ITX の将来性を高く評価し、その保有する IT分野の新技術等を積極的に活用できるものと考えております。


以上

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