日商岩井株式会社（社長：安武史郎）と　ニチメン株式会社（社長：渡利陽）は、相互対等の精神に基づき、それぞれの建材子会社である「日商岩井建材株式会社」と「ニチメン総合建材株式会社」を、本年７月１日を期して合併することで、本日、基本合意致しましたので、お知らせします。

　

１．合併の目的
日商岩井建材（株）（社長：田中正一）とニチメン総合建材（株）（社長：折口靭負）は、共に創業以来約２０年を経て、既に確立された営業基盤を持っており、また両社の収益性及び財務内容も良好な状況にあります。

一方、建材流通業界で業績の基礎となる住宅着工件数は、１９９６年の１６４万戸をピークとして、１９９７年：１３９万戸、１９９８年：１２０万戸と減少し、１９９９年も１２１万戸と楽観視できない状況にあります。また、今後数年間の需要は、年間１２０万戸程度で推移する可能性が高いという予測も出されております。

かかる状況下において、両社は合併することにより、その持てる総力を結集し、その相乗効果により、営業体制の強化・効率化、流通機能の再構築、ＥＣ（電子商取引）への積極対応等を通じ、より一層の体質強化を図り、厳しいサバイバル競争に打ち勝ち、建材流通業界でトップ企業を目指すという共通の目的を実現しようとするものです。

尚、合併後の新会社は、売上高で業界第二位となり、２００２年を目処に上場を目指します。

　

２．新会社の概要：

　

①社　　名：　近々決定する予定
②存続会社：　ニチメン総合建材
③合併期日：　２０００年７月１日
④新資本金：　７８９百万円
⑤合併比率（株式交換比率）：　　１　：　１
⑥出資比率：　日商岩井　５１％、ニチメン　４９％


日商岩井株式会社：　　　８００，０００株　　　　（５１％）
ニチメン株式会社：　　　７６８、６２７株　　　　（４９％）
新会社の株式総数：　　　１，５６８，６２７株       （１００％）