一流のサービスを提供する「日商岩井マネジメント・サービス株式会社」を設立
2000年3月8日
日商岩井株式会社は、グループ企業全体で収益性の向上を目指し、より強固な経営体質を築くことが重要であると考え、財務・経理・監査部門の一部を分社化した『日商岩井マネジメント・サービス株式会社(NIMS:ニムス)』を100%出資にて設立致します。 資本金は1億円、社員数は181名で、4月3日に営業がスタートします。 財務・経理・監査業務を大規模にアウトソーシングする事により、徹底した業務の効率化と省力化を促進し、連結経営を強化します。
日商岩井は、これからの連結経営時代に対応し、最適な事業形態を追求するため、4月よりカンパニー制へ移行致します。 国際会計基準の導入にともない、カンパニー経営にも高度な財経知識が求められますが、日商岩井マネジメント・サービスの設立は、このカンパニー制移行の動きに対応したものです。 各カンパニーおよびグループ企業を対象に、連結データの集計・分析業務、コンサルティング業務などを行い、グループ企業の上場支援も行って参ります。将来的にはグループ企業内の資金管理業務など、連結経営に求められるグループ内の中核的機能を担う事となりますが、グループ企業内の業務にとどまらず、一般企業からのアウトソーシングを請け負うことにより、外部収益の獲得を行ない、上場を視野に入れた経営を目指して参ります。
日商岩井マネジメント・サービスの主な業務内容は、①営業経理業務、②主計業務の一部、③出納業務、④外国為替業務、⑤監査業務の一部、⑥グループ企業向け経理・財務サービス業務等となります。 財務、経理業務に加え、リスク管理の一環として位置づけられる監査業務の一部も取り入れるという、他とは違う独自の形態をとっております。
企業の連結ベースでの経営情報が重視されてきておりますが、日商岩井マネジメント・サービスは、専門知識を有する社員による質の高いサービスを提供して、連結経営時代における重要な役割を担うことになります。
以上