●平成11年3月期 連結決算概況●

日商岩井株式会社


連結決算短信にも記載しておりますが、当期に海外現地法人の決算期を 12月に統一致しました結果、米国法人、欧州法人等の事業年度の月数は 9ヶ月となっております。


1. 連結売上高

当期の売上高は 8兆 6,589億円と、前期比 1兆 3,938億円 (13.9%) の減少となりました。
取引形態別に見ますと、輸出取引は機械の減少により前期比 14.1%減の 1兆1,884億円で、輸入取引はエネルギーの減少により前期比 2.9%減の 2兆 662億円、海外取引は機械及び物資の減少により前期比 24.8%減の 1兆 9,801億円、国内取引は金属、木材・物資・化学品及び機械の減少により前期比 12.4%減の 3兆4,242億円となりました。
商品別では、木材・物資・化学品で 23.2%、エネルギーで 15.7%、金属で 12.6%、繊維で 11.3%、機械・建設で 9.1%、食料で 3.0%と、いずれも減少しました。


2. 連結損益

売上総利益につきましては前期比 184億円 (6.3%) 減の 2,729億円となり、販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益は前期比 140億円 (23.8%) 減の 450億円となりました。
その結果、経常利益は、前期比 200億円 (45.5%) 減の 240億円となりました。
当期純利益は不良金融資産の整理完了及び経済の低迷が懸念される特定国向け債権等への貸倒引当金の計上ほかによる特別損失及び税効果会計の適用による法人税等調整額等を計上しました結果、 985億円の損失となりました。



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