資源の安定供給に向けて
水産資源(国内マグロ養殖)
2012年08月
双日では、農林水産資源の中で注目されている「水産資源」についても安定供給のための取り組みを進めています。
水産資源、とりわけマグロ類については、国際的な漁業規制により漁獲枠が削減されつつある一方、欧米・中国等における魚介類の需要が拡大し、マグロの国際的な需給が中長期的に逼迫していることから、安定供給が懸念されています。
こうした背景から、双日では2008年、総合商社の直接出資としては国内初のマグロ養殖会社を長崎県に設立し、ホンマグロの養殖事業に進出しました。長崎県松浦市鷹島では、もともとフグの養殖が盛んに行われてきました。そのノウハウを活かしながら、産業の活性化と雇用の促進を目指す地元漁業組合と、マグロ資源の安定供給を目指す双日とが協力して誕生したのが、双日ツナファーム鷹島です。