双日株式会社

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グリーンケミカル事業への取り組みを加速

2013年08月

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石油を原料とする従来のプラスチックから、植物を原料とするプラスチックへ―。バイオプラスチックは、化石資源の消費を削減し地球温暖化を抑制する新しい素材として近年、大きな関心を集めています。双日グループではこうした植物由来の化学品・樹脂原料を対象とする「グリーンケミカル事業」にいち早く注目し、さまざまな取り組みを展開しています。

双日プラネット株式会社は2012年7月、南米最大の化学メーカーであるブラスケム社から、同社が製造するバイオプラスチック樹脂「グリーンポリエチレン」の販売代理権を獲得、日本に加え、アジア・オセアニア地域への販売を開始しました。

サトウキビを原料とするグリーンポリエチレンは、サトウキビの育成段階でCO2を吸収しているため、廃棄物として焼却される際のCO2排出量をゼロ(カーボンニュートラル)とみなすことが可能であり、製造・輸送工程のCO2排出量を含めても、従来の石油由来ポリエチレンに比べ、CO2排出量を最大70%削減することができます。また原料にはサトウキビの糖液から砂糖を取った後の廃糖蜜を利用するため、「食料との競合」問題が生じないという利点もあります。

さらに、多くのバイオケミカル製造特許を保有する米国ミリアント社とは、従来型のさまざまな樹脂製品をバイオ化する上で重要な役割を果たす中間原料バイオコハク酸の製造販売に関する戦略提携契約を締結。アジア地域(日本、中国、韓国、台湾)において、バイオコハク酸の量産と用途開発を進めています。また、オランダの大手樹脂加工メーカーであるシンブラ社とは、同社が世界に先駆けて開発した植物由来の耐熱性バイオ樹脂「シンテラ®」のアジア地域に向けてのマーケティングを進めています。

双日グループが展開するグリーンケミカル事業

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社員の声

現時点ではまだまだマイナーで、社会的認知度も低いグリーンケミカルですが、加工メーカー、エンドユーザー、関係省庁、業界団体と共同で、「いかにしてマーケットを広げるのか」「いかにしてサステナブルが当たり前の社会を作っていくのか」と、会社や団体の枠を超えて、想いを一つにプロジェクトを推進しています。

新しいマーケット、新しい社会を作ることが商社の仕事です。これは、まさに商社の仕事そのものであり、喜びと誇りを持って取り組んでいます。

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大八木 潤
双日プラネット株式会社 包装資材第1部

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