トレードを主な収益源とする化学本部の海外事業展開において、海外現地スタッフの活躍は必要不可欠です。以前は日本語対応ができる現地スタッフを採用し、通訳を中心とした業務遂行を行っていましたが、近年は取扱商品の知識や事業感覚を有し、トレードを主体的に実行できる人材を採用しています。

化学本部の約400 名の海外現地スタッフのうち、約75% が中国を含むアジアに配置され、化学本部のアジア事業を支えています。また、他本部に先駆け、海外現地スタッフの部長職への起用を積極的に進めており、2016年度に新たに1名が登用され、5名の海外現地スタッフが部長職に就いています。さらに、例えば、韓国やインドのスタッフがシンガポールへ、中国のスタッフがアメリカへといった海外現地スタッフ自身の海外駐在も実施し、これにより、海外現地スタッフのモチベーションアップと海外での経験の蓄積によるさらなる成長を進めています。

2014年からはアジアと中国の海外現地スタッフでタスクフォースチームを組み、液体ケミカルや包装資材といった商品群ごとに、地域をまたがった案件構築を展開。半年でその効果が出始めました。具体的には、中国製樹脂の中国域内での取扱量増加、中国製メタノールの取扱開始、中国製液体ケミカルや中国製樹脂のアジア向け取扱開始などです。特に、中国では現地スタッフの活躍により顧客との距離が縮まり、原料から製品まで幅広くバリューチェーンとして取り組んでいることが背景となり、昨今の景気後退局面下であっても、中国地域での収益を拡大しています。

このように、双日の海外現地スタッフの力が強まることで、各現場における稼ぐ力の強化と、海外現地スタッフならではの発想による地場取引の拡大を目指しています。

双日アジア会社
化学部・部長
Su Kui Sheng 氏

1998年から、 海外現地スタッフとして化学関連の商品を幅広く担当してきました。3年前から部長職に就き、シンガポールで13名のチームを束ねています。アジア・中国タスクフォースでは包装資材チームのアジア地域リーダーとしても実績を上げてきました。私たちのチームでは、ミャンマーおよびインドネシアの顧客に対する中国製樹脂1万5千トンの取引をゼロから開拓し、現在さらなる拡販を目指して取り組んでいます。中国ではメーカーを抑え、ミャンマーでは顧客を開拓、シンガポールではファイナンス機能の提供と、それぞれの地域で当社の機能を発揮しながら、タスクフォースとして取り組んだことで効率的に面展開ができたのが成果を出せた要因です。これからの双日グループの成長のためには海外の非日系企業との取引を積極的に広げていく必要があり、そのためには海外現地スタッフの力が必要不可欠です。今後もより強いチームを作り、勝ち抜いていきます。

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