双日の民間航空機事業は、1956年にボーイング社の国内総販売代理店となって以来、60年もの長きにわたって、発展し続けている事業です。

1960年代、日本は高度成長時代に入り、エアライン各社は航空輸送需要の飛躍的な増加に対応をする必要がありました。
双日は、1963年に初めてボーイング727型機の受注に成功、以降、現在まで続いているボーイング旅客機ファミリーの、日本への導入の幕開けとなりました。

その後も、日本の旅客需要は衰えずに増え続け、エアライン各社はさらなる保有機材の増強が必要となり、1969年には727型機の大量受注を獲得しました。

1970年代初頭のオイルショックまでは、日本の経済成長に支えられ、航空機が国民の足として定着し、国内の航空旅客需要は増加の一途をたどりました。それによる国内幹線の過密化が深刻となり、エアライン各社が使用機材の大型化を図る中、国内線用大型旅客機として747SR(ショートレンジ)型機の受注に成功、ジャンボ旅客機時代到来の一翼を担いました。

また、1970年代後半から1980年代前半にかけて、旧式化が進んだ727型機やDC8型機の後継機として、767型機の大量受注を獲得。こうした数々の激しい商戦に勝ち続けたことで、ボーイング社製旅客機は日本のマーケットシェアの90% 以上を占めることになり、双日は総代理店として揺るぎない地位を固めました。

1990年代に入り、中型機としてボーイング社が新規開発していた777型機の大型受注にも成功し、2000年代には、エアラインの機材の近代化に対応した737NG(ネクストジェネレーション)型機の大型受注に成功したのみならず、最新鋭機の787型機の大量受注契約を獲得するなど、引き続きボーイング社の日本での高いシェアの維持につなげています。

一方、離島向け生活路線ならびに地方路線向けの需要に対応した小型機については、カナダ・ボンバルディア社の国内総販売代理店を1978年から務め、現在までに80機以上の受注を獲得しています。ボーイング旅客機と合わせて900機以上の受注実績を誇り、双日の知名度は名実ともに不動のものとなっています。

商社として、航空機の販売代理店として、航空ビジネスに寄与できるために求められる役割や機能は、日々刻々と変化しています。脈々と受け継がれている経験と知見を活かしつつも、明日の航空業界の発展に必要な商社機能とは何なのか、常に自問自答を繰り返しながら今日も挑戦を続けています。

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