神戸女子商業の設立

NHK連続テレビ小説「あさが来た」は広岡浅子をモデルとしたドラマであり、その夫の信五郎は、日本綿花発起人の一人。広岡浅子と鈴木よねは、当時二大女性実業家として紹介された。一方で、広岡浅子は日本女子大の設立に、鈴木よねは神戸女子商業の設立に尽力するなど、教育面で共通点があった。


鈴木商店が売上高で日本一になった大正6(1917)年、鈴木よねは、女子の実業界での活躍、経済的自立を願い、神戸女子商業(現・神戸市立神港高校)の設立に際して、多額の寄附を行った。また大番頭の金子直吉も設立運動に参加。鈴木よねは、神戸女子商業設立以降のグランドピアノやトイレ棟も寄付。また金子直吉もタイプライターなどを寄付した。


なお、神戸女子商業の創立記念日は鈴木よねの誕生日と同じ10月15日である。また神戸女子商業の校章は、神戸市章と商の字の下にKGCS(Kobe Girl's Commercial School)の頭文字を配し、鈴木よねの誕生日の満月にちなんだ丸で囲んだデザインが制定された。


現在の神港高校校長室には、創立功労者として鈴木よねの写真が飾られている。

  • 創立時の神戸女子商業

  • 神戸女子商業の校章