日中合作大型農業プロジェクト

中国における農業の近代化を支援

昭和53(1978)年に「日中平和友好条約」が締結され、日綿はテレビ用IC製造プラントを受注、平和条約締結後の第一号大型商談を実現させた。


続く昭和55(1980)年には、中国農墾進出口公司と、黒龍江省おける農業開発に関する基本契約に調印。日本の円借款にて米国の先進的な技術を導入して、黒龍江省の未開墾地約2万ヘクタール(山手線の内側の面積に相当)を開発し、農場で生産された大豆などを日本に輸出して支払う方式であり、中国にとって外国の資金、機械、ノウハウを導入して行う初めての開発事業とあって、国際的なニュースとして報じられた。



  • 黒龍江省・洪河農場での調査団

  • 黒龍江省・洪河農場のサイロ

  • 中国黒龍江省の農業開発協力契約調印式(1980年、北京)