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エネルギー・金属資源部門:主要事業

石油・ガス上流権益

米国メキシコ湾MC-486 鉱区の生産プラットフォーム
米国メキシコ湾MC-486 鉱区の生産プラットフォーム

石油・ガス上流権益事業においては、引き続き当社独自のノウハウとネットワークを活かした投融資を推進しています。英国領北海、米国メキシコ湾、カタール、ガボン、エジプトなどの既得権益に加え、昨年は英国領北海、米国メキシコ湾で新たにガス鉱区を買収、2009年にはブラジルでも石油生産が開始されます。このように地域バランスの取れた権益獲得を行うことによってリスク分散を図りつつ、中期計画の目標である日量4万バレル(原油換算)への積み上げを目指しています。

石油トレーディング・製品販売事業

高機能を誇る東京油槽株式会社の川崎ターミナル
高機能を誇る東京油槽株式会社の川崎ターミナル

石油関連では、当社は中流・下流ビジネスにも力を入れています。国内外での原油・石油製品のトレーディング・販売事業を展開する一方で、子会社において、ガソリンスタンド経営、コークス・炭素製品の販売、石油・化学品のタンクビジネスなどを推進しています。このように、グループの総合力を活かした事業展開が当社の強みであり、さらに今後バイオエネルギー、ガス・トレーディングなど新分野への進出を計画しています。

原子燃料

Areva 社が加工したMOX燃料集合体(PWR )
Areva 社が加工したMOX燃料集合体(PWR )

当社は、原子燃料関連で世界No.1企業であるフランスAreva NC社の日本総代理店として、フロントエンド(ウラン鉱石、転換、濃縮、燃料成型加工)からバックエンド(再処理回収ウランリサイクル、MOX燃料成型加工)までの総合的なサービスを国内電力会社各社に提供しています。また、国内電力会社各社の使用済原子燃料の海外再処理役務の支援をしています。その他原子力関係の機器・燃料・材料販売なども関係会社を通じて行っており、今後業界におけるこの強固なポジションを活用し、Arevaグループのパートナーとしてのビジネスの幅をさらに広げていきます。

石炭事業

豪州ミネルバ炭鉱での露天掘り操業鉱区
豪州ミネルバ炭鉱での露天掘り操業鉱区

石炭事業においては、物流事業(石炭・コークス販売)と投資事業(海外での石炭資源確保)を両輪と位置付け、シナジー効果を発揮させています。石炭販売においては、日本向け輸入シェアトップであるロシア炭やインドネシア炭を中心として、既存販売量の拡大と新規ソース開拓を行う一方、中国など第三国への販売に注力しています。投資事業においては、昨年豪州ミネルバ炭鉱の権益買い増しを実施、今後も豪州をはじめインドネシア・ロシアでも権益炭量の積み上げを図っていきます。

鉄鉱石・合金鉄事業

カナダのEndako モリブデン鉱山
カナダのEndako モリブデン鉱山

合金鉄事業では、鉄鋼原料などとなるモリブデン、バナジウム、マンガン、クロム、ニッケル、ニオブ、シリコンなどのいわゆるレアメタルを取り扱っています。中でもモリブデン、バナジウムなどについては海外山元にも投資を行っており、安定供給を確保するとともに、高い収益性を維持しています。鉄鉱石事業については、対日輸入量で商社第2位の地位を築いており、今後は中国など第三国向け販売、山元投資など事業領域の拡大を進めていきます。

非鉄金属事業

豪州ワースレーアルミナ精錬プロジェクト
豪州ワースレーアルミナ精錬プロジェクト

非鉄事業においては、バーレーンALBA社のアルミ地金販売など、アルミ、銅地金、亜鉛、錫などの物流事業を展開するとともに、世界最大の資源企業であるBHP Billiton社と共同で豪州ワースレーでのアルミナ製造事業への投資を行っています。今後も国内外有力パートナーと共同で、特に東南アジア地域での物流事業の拡大を図るとともに、銅、亜鉛などの開発プロジェクトへの参画を検討しています。

新エネルギー事業

褐炭有効利用に関するインドネシア電力公社とのMOU調印式
褐炭有効利用に関するインドネシア電力公社とのMOU調印式

当部門直轄として昨年資源エネルギー事業開発室を設立、新エネルギー関連事業に取り組んでいます。現在、クリーン・コール・テクノロジー(インドネシアにおける褐炭利用技術の開発など)事業、バイオ燃料事業、排出権・CDM(クリーン開発メカニズム)事業を3本柱として案件の具体化を進めています。また、新たに「環境型新エネルギー技術・モデルファンド」を設立、次世代の核となりうる新技術・事業モデルへの投資を手掛けています。

LNG事業〜エルエヌジージャパン

ボンタンLNG 基地(インドネシア)
ボンタンLNG 基地(インドネシア)

エルエヌジージャパン株式会社(双日50%、住友商事株式会社50%の出資)は、過去40年以上にわたるLNG関連業務での豊富な経験・ノウハウを活かし、新たなLNGバリューチェーンの構築を目指しています。すでに生産を開始しているカタールのラスラファンプロジェクト、2008年末に生産開始予定のインドネシア・タングープロジェクトにつづき、ナイジェリアにおけるプロジェクトについても権益取得およびLNGの長期引取りに向けて現在交渉中です。

鉄鋼事業〜メタルワン

西豪州のラインパイプ集積基地
西豪州のラインパイプ集積基地

株式会社メタルワンは、双日(40%)と三菱商事株式会社(60%)が出資する日本最大の鉄鋼総合商社です。2003年の設立以来、独自の成長戦略と両親会社との協業シナジー、良好な事業環境を背景に、好調な業績を維持しています。今後は、圧倒的な強さを誇る国内取引の維持・拡大を図るとともに、エネルギー産業関連、海外取引を一層強化し、グローバル・バリューチェーンを構築していきます。

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