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化学品・合成樹脂部門

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取扱い分野と事業概要

化学品・合成樹脂部門は、化学品本部、合成樹脂本部の2つの事業体で構成され、国内外に子会社・関連会社を83社保有しています。

化学品本部は、2006年10月に中核事業会社の双日ケミカル株式会社を統合しました。アジアで製造子会社4社を保有し安定収益を確保している肥料・メタノール部に加え、鉱産資源・無機薬品などを扱う無機・鉱産部、石油化学品・溶剤などを扱う有機化学品部、機能先端材料・稀土類などを扱う東京機能化学品部/大阪機能化学品部、医農薬・中間体・触媒・化粧品原料などを扱う精密化学品部を新設し、1,400以上の商品を幅広く取り扱い、事業投資を絡め、より強固なバリューチェーン構築を進めています。

合成樹脂本部は、中核子会社である双日プラネット株式会社※での事業展開を行っています。同社は、コンパウンド事業・合成樹脂原料販売を行う樹脂第1部/樹脂第2部、各種パッケージ用フィルム・包材などを扱う包装資材第1部/包装資材第2部、液晶など電子材料を扱う高機能・電材部の5部で構成され、幅広いニーズに合わせた問題解決型、機能提供型の顧客対応を行っています。

※ 2007年4月1日に、プラネット株式会社より社名変更しました。

2007年3月期業績概況

当部門の売上高は6,687億円と前期比5.7%の増収となり、売上総利益は12.4%増益の488億円、経常利益は84億円と前期比25.4%の増益となりました。

化学品分野では、ナフサをはじめとする石油化学基礎原料市況の高騰や、電材関連商品の需要の堅調な伸びから好調に推移しました。

合成樹脂分野では、原料の高騰による値上げは今年度も段階的に進みましたが、国内外の樹脂原料関連ビジネスは好調に推移しました。

肥料事業では、世界的な原料高騰は高値止まりで推移しましたが、高度化成肥料製造販売の合弁事業を展開しているタイ・フィリピン・ベトナムにおいては、高級ブランド定着の効果や特殊銘柄の拡販により、当社合弁会社3社の総販売数量は180万トンとなり、各社とも記録的な好業績を達成しました。

メタノール事業では、メタノール市況が高騰する中、インドネシアのメタノール製造会社で無事故・安定操業のもと、年間67万トンの好調な生産・販売を達成し、増益に貢献しました。

「New Stage 2008」における事業戦略

化学品分野では、既存事業を川上/川下に広げて、新たな事業領域に進出することによって範囲を拡大、質の改善を伴った規模拡大を進めることで、事業基盤の厚さを増し、複数の軸をもつマトリックス的な成長を実現していきます。

海外では、中国において資源確保と物流拠点構築を目的とした事業投資を進めるとともに、欧米やアジア各国では戦略的パートナーとのメーカー型事業投資の取組みを増加させ、面展開を進めていきます。

合成樹脂分野の双日プラネット株式会社は、OA/家電・バリア包材を基盤事業と位置付け、取引先とのさらなる関係強化を進めています。また、自動車およびFPD(フラットパネルディスプレイ)関連ビジネスは戦略的拡大事業として、成長市場への対応を強化しています。さらに、太陽電池などの先端材料は、次の収益拡大の柱として位置付け、投資案件に積極的に取り組みます。

海外では、戦略地域である中国・アジア各国に経営資源を集中し、OA・家電/自動車分野での樹脂原料ビジネスを拡大し、競合優位性のある仕組みを構築していきます。米欧では包装材において、取扱商品の多様化/高付加価値化に注力しています。

当部門のグループ戦略は、それぞれのグループ会社の持つ機能を本社が繋ぎ、より強固なバリューチェーンを構築していくことです。メタノール事業を例にとれば、インドネシアのメタノール製造子会社P.T. Kaltim Methanol Industri (KMI社)は、製品をインドネシア国内だけでなく、アジア各国に輸出しています。ベトナムでタンクターミナルを保有する化学品販売子会社Sojitz Chemical Distribution Service社は、KMI社からメタノールを大口輸入・保管・小口販売し、ベトナム市場でシェアNo.1の販売量実績を有しています。このように、グループ企業の機能を有機的に顧客・地域と結び付け、バリューチェーンの拡大を進めていきます。

組織図

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