理念・方針

CSRの基本的考え方

双日グループのCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)とは、企業理念の実現に向けた取り組みです。双日グループは国際社会の一員として、企業理念にある「新たな価値と豊かな未来」の創造を追求します。また、「双日グループ企業理念」に基づいた「双日グループCSRポリシー」を策定し、その実現に向けて双日グループの一人ひとりが取り組んでいます。

双日グループ企業理念

双日グループCSRポリシー

 

2つの価値

2つの価値とは、双日にとっての価値と社会(ステークホルダー)にとっての価値を明らかにし、事業競争力向上を追求する企業の視点と、地域経済発展や環境配慮を期待する社会の視点の違いを認識したうえで、双方にとっての共通価値の最大化を追求していく考え方です。

2つの価値創造の実践のあり方「価値創造モデル」

双日グループは2つの価値の考え方に基づき、企業理念にある豊かな未来の創造と、CSRポリシーにある企業活動と社会・環境との共存共栄の実現に向け、実践していきます。

 

双日の価値創造モデル

 

 

●人財の力を高めることこそが双日の価値創造モデルの本質:
双日は、実効性の高い戦略と充実したコーポレート・ガバナンスの下、「ニーズの把握」「機能の発揮」「価値の創造」という価値創造プロセスを推進させることで、あらゆるステークホルダー、ひいては社会に価値を提供しています。「商社は人なり」といわれますが、この価値創造モデルの中心になるのが人財です。双日の事業の根幹は、モノ・サービスの提供や物資の輸出入にとどまらず、世界のニーズをつなぎ、価値を創出することにあり、それを生み出す人財が欠かせません。価値創造プロセスを通じて人財力を高めていくことこそが、双日の価値創造能力の源泉となります。

●スピードをもって価値創造プロセスを循環させ、企業価値を向上:
双日の価値創造プロセスは大きく3つのステップによって構成されます。1つ目は、時代の潮流を背景に、世界のさまざまなステークホルダーのニーズやその変化を察知する「ニーズの把握」。2つ目は、トレーディング・権益投資・事業投資を通じた「機能の発揮」。3つ目は、機能の発揮によりステークホルダーのニーズに適う価値を提供する「価値の創造」です。また、これら価値創造プロセスを戦略によって方向付け、戦略と当社が機能を発揮する上での構成要素となる各事業基盤をガバナンスによって統制しています。

世界各地で多様な事業を展開している双日にとって、外部環境の変化やニーズの多様化は目まぐるしく、今後も中長期的に双日が企業価値を向上させていくためには、これらプロセスのスピードアップが極めて重要だと捉えています。

●価値創造プロセスの循環を通じて最大化する「2つの価値」:
価値創造プロセスを循環させていく上で双日が目指すのは、社会に還元する価値と、双日が得る価値という「2つの価値」の最大化です。

社会に還元する価値と当社が得る価値を明らかにし、国・地域経済の発展や環境配慮を期待する社会の視点と、事業での競争力向上を追求する企業の視点との違いを認識した上で、双方にとって共通する価値を最大化していくことが、企業理念にある「新たな価値と豊かな未来の創造」の実践につながるものと考えています。

当社が創造した価値の一つは、ニーズに適うソリューションとして社会に還元され、ステークホルダーからの信頼獲得につながります。創造した価値のもう一方は、当社の人材基盤やビジネスノウハウといった各事業基盤を拡充するものとして還元され、当社の競争力強化や新たなビジネスチャンスの増加につながります。そして、拡充された事業基盤をベースにさらに価値創造プロセスを循環させることで、社会から得られる信頼も、「双日らしさ」を伴った成長の質も、一層高まっていくものと考えています。

 

「2つの価値」の創造事例

ニーズを捉え、機能を発揮することで生み出される「2つの価値」。
双日が創造した価値は、どのように社会に還元され、また双日が得るものは何かを、 代表的な事業を例に紹介します。

 

■中東IPP 事業

当社の安定的収益源の一つであるI P P 事業。当社では有力パートナーとのネットワークやプラント建設ノウハウなどを強みに、サウジアラビアやオマーンなどで実績を積み上げています。中東諸国においては、将来の石油資源の減少を視野に入れたエネルギー源の多様化およびエネルギー使用効率向上が課題であり、当社のI P P 事業はその多様化と効率向上に貢献しています。

 

 

 

 

 

■LNG事業

新興国を中心にエネルギー需要が世界的に拡大する中、各国において産業や人々の生活を支えるエネルギー源の多様化および拡充が社会的な課題としてますます重視されています。当社では関連会社であるエルエヌジージャパン株式会社を中心に生産から供給までの一貫したLNG 事業を展開。他の化石燃料と比較し環境性にも優れたLNG への取り組みを通じ、各国の最適なエネルギー調達の実現と産業の活性化に貢献しています。

 

 

 

 

 

■マリンケミカル事業

アジアでは経済成長に伴い、苛性ソーダや塩素の需要が高まっています。また、インドでは食料需要が高まる一方、農業用肥料の原料であるカリウムは輸入が中心であり、同国内での生産体制の確立が課題となっていました。当社のマリンケミカル事業では、産地であるインドの湿地帯で自然にたまるかん水を原料に苛性ソーダ・塩素の原料である工業塩を生産し、また、その製造工程で農業用肥料の原料となる硫酸カリウム・臭素を生産し、各工業・農業の発展・拡大に寄与しています。

 

 

 

 

 

■高度化成肥料事業

世界的な人口増加により、新興国を中心に食料資源の安定した供給体制の確立は極めて重要な課題となっています。当社では、高度化成肥料における東南アジア最大規模の生産能力・販売ネットワークを用いて、各農作物生産者の多様なニーズに合わせ設計した高度化成肥料を提供し、農作物の収穫量増加・品質向上に貢献しています。

 

 

 

 

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