生活資材本部

事業概要

子会社で合板・木材・建材を取り扱う木材事業や、衣料品OEMにおいて国内大手SPA の生産支援をしている繊維事業など、衣食住の「衣」と「住」を中心とする分野で事業展開しています。

【事業内容】

林産資源事業:原木・製材・合板・建材・チップ・パルプなどの輸入・三国間取引・国内販売、海外での植林、チップの生産事業
繊維事業:衣料品OEM事業、アパレルブランド事業
消費財流通事業

植林・チップ生産事業

テキスタイル販売事業

独自ブランドVANCET®の 豊富な生地(日本)
多様なニーズに合う商品を適正価格でタイムリーに提供
[商品サービス別にみる] テキスタイル事業







双日ファッション展示会の様子

スポーツブランド事業

Nike社製シューズ(米国)
Nike社発足時より“NIKE”のグローバル展開に貢献
[商品サービス別にみる] Nike事業

本部の概要と目指す姿

「衣」と「住」の分野でライフスタイルの多様化に対応した多様な事業を展開

生活資材本部は、衣食住の「衣」と「住」の分野において、林産資源、繊維、物資・ライフスタイルという幅広い領域で事業を展開し、ライフスタイルの多様化に対応した消費財および産業材の供給基盤を構築しています。

木材事業では、合板・木材・建材の取り扱いを中心に、日本国内の合板販売では業界最大手として建材市場における確固たる顧客基盤を築いてきました。林産など木材関連事業では、環境への配慮を重視し、明快な調達方針を発信するとともに取引先への調査を実施するなど、先進的な環境配慮型ビジネスの創出に取り組んでいます。また、繊維事業分野では、衣料品OEM 事業にて国内大手SPA の生産支援を行うほか、インドネシアをはじめとしたASEAN への生産拠点・調達ソース拡大に貢献しています。物資・ライフスタイル事業分野では、1972年のNike社発足以来のビジネスパートナーとして、トレードファイナンスサービスや物流決済機能を提供することで、同社の新興国を中心とした世界展開をサポートしています。

生活の豊かさや地球環境に貢献する事業を通じて、中長期的な成長を実現

当本部では、ビジネスチャンスは、世界にあふれる課題の解決にこそあると捉えています。そして生活を豊かにし、環境負荷を低減する分野に注力することで、中長期的な成長を目指すとともに、地球環境、国際社会の貢献度を高めていきたいと考えています。

具体的には、当社が強みを持つベトナムにおいて、長く取り組んでいる植林・製紙原料チップ製造事業がその一例です。現地の植林活動を支援するとともに、少数民族も含めた農家の方々に雇用を創出することで、生活水準の向上にも寄与しています。

価値創造を可能にする強み

国内トップクラスのシェアを誇る木材関連、テキスタイル事業

当本部は、長年に及ぶ取引を通じて、顧客・事業基盤、商品、業界に対する高い知見を有しています。特に、木材製品、輸入合板、製紙原料チップ、縫製OEM の生産管理およびテキスタイル販売事業では、国内市場でトップクラスのポジションを獲得し、安定した収益基盤を構築しています。

また、前述のベトナムにおける植林・製紙原料チップ製造事業をはじめ、地域に貢献する事業展開を通じて各地からは高い信頼を得ており、アジアを中心に地域的優位性を確立しています。

環境認識と価値創造戦略

さらなる成長性確保に向けた事業ポートフォリオの革新

2016年3月期の業績は、繊維事業などが順調に伸長し、前期比で増益となりましたが、市況の影響を受けやすい事業もあり、今後、力強い成長を果たすためには、一定の規模感のある、スピードを持った拡大を図る構えです。そのため、安定収益を生み出す繊維事業や物資・ライフスタイル事業の維持・強化を図るとともに、市場拡大が望める分野においての積極的な事業投資を検討し、より強固な事業ポートフォリオへの革新を図ります。

具体的には、まず、成長が見込めるASEAN 地域を中心に、段ボール原紙製造・加工・製袋などの包材事業を検討しています。市場環境の厳しい製紙産業の中でも、ASEAN域内などでの流通活性化を背景に梱包需要は拡大しており、当本部では林産事業での知見を活かしながら、こうした成長を取り込んでいきます。また、フットウェア・ラゲッジ分野での製造・小売を結びつけたファブレスメーカーの立ち上げや、成長市場であるペットやベビー・キッズ関連事業への取り組みを検討しています。その一方で、規模拡大が望みにくい分野は、関連分野・周辺分野での新規トレード・事業創出に取り組みつつ成長性を見極め、困難な場合は規模縮小・効率化を進める方針です。

中長期的な視点に立ち、自然環境や社会環境に配慮した事業の構築

双日建材株式会社が取り扱う間柱

当本部が事業に取り組む中で、一つのキーワードと捉えているのが「環境配慮」です。当社が手掛けるベトナムでの林産事業での基盤を活かし、今後は、CO2削減に寄与するバイオマス関連事業へと領域を拡大することや、例えば、植林木を使用した木材製品などといった、環境意識の高まりに応える製品の取扱量を増加することなどにより、新たな事業機会の獲得に力を注いでいきます。 また、繊維事業においても、中国などの縫製工場における人権保護、労働力確保に向け、これまでにない生産ラインの開発やロボットの導入に着手。他商社とは一線を画した、生産効率の向上や労働環境の整備を進めています。

人材戦略

発想力、実行力、管理統括力を有する人材を育て、規模とスピードのある成長を実現

熊本県荒尾市の紡績工場(第一紡績株式会社)

新たなビジネスモデルを構築していく発想力、その発想を形にできる実行力、そして創出した事業会社における管理統括力。これらの能力を持った人材を育成していくことで、当本部が目指す課題解決型ビジネスを発展させ、規模とスピードを持った成長を実現していく方針です。

そのため、社員に対しては、国内外の事業会社で経営経験を積極的に積ませるほか、社内外での案件組成のための研修プログラムの実施などの施策を継続していきます。また、当本部は業界への愛着やこだわりが案件成功の原動力となるケースが多いことから、商材への強いこだわりを持ちながら、市場全体を俯瞰して分析できる人材を育成していきます。本部の風土としても、積極的に議論ができるフラットな組織とし、社員が夢を持って明るく仕事ができる本部とすることで、人材力を生かした、持続的な収益成長を実現できるものと考えています。

機会

▶  ASEAN地域・中国で、経済成長に伴う中間所得層形成の進展による、包装材・製紙原料・繊維製品市場の拡大
▶  ASEAN地域・中国で、労働力不足や人件費増加が課題となっている工場での生産性向上に寄与する日本の技術への需要増
▶  環境意識の高まりに応える製品の取扱量増加および製品の高付加価値化を狙った新規投資機会の増加。特に、植林木を使用した木材製品の取扱増や効率的な林産資源活用の取り組みや、CO2排出量削減に寄与するバイオマス燃料製造事業などは新たなビジネス創出の機会

リスク

▶  新興国などでの政策・法制度変更・賃金上昇などによる収益性圧迫の懸念
▶  急激な為替変動によるトレード収益の圧迫懸念
▶  各生産国での社会(人権・環境)リスクの増加

コラム


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