食料・アグリビジネス本部

事業概要

肥料事業や穀物飼料事業、養殖・農業事業など、世界中で食の安全・安心を支える事業を推進しています。

【事業内容】

アグリビジネス事業:高度化成肥料の生産・販売、肥料トレード、農業事業
穀物飼料事業:小麦・トウモロコシ・大豆・米・油脂・小麦粉・牧草・配合飼料などのトレード・国内取引・海外生産、穀物集荷ターミナル、港湾運営
食料事業:砂糖・コーヒー・水産品・食品全般のトレード・卸・海外加工・国内取引、水産養殖事業など

肥料製造・販売事業

高度化成肥料工場の倉庫(タイ)
東南アジア最大の規模の高度化成肥料製造・販売ネットワークを構築し、農業の近代化に貢献
[商品サービス別にみる] 肥料事業





フィリピンで展開する高度化成肥料製造・販売事業(アトラス・ファーティライザー社)

穀物事業(農業・集荷・港湾)

穀物生産・集荷事業(ブラジル)
穀物取扱規模を拡大し、増加するアジアの穀物需要に対応
[商品サービス別にみる] 農業・穀物集荷・ターミナル事業







日本国内で野菜を栽培

穀物事業(港湾・製粉)

IFV社の製粉工場、サイロ、港湾設備(ベトナム)
ベトナム第1位の港湾を持つインターフラワー・ベトナム社(IFV社)に出資し、穀物飼料トレード、小麦製粉事業を展開
[商品サービス別にみる] 穀物・飼料事業

本部の概要と目指す姿

安心・安全な食品・食料の提供を通じ、生活水準の向上に貢献

食料・アグリビジネス本部の最重要使命は、安心・安全な食品・食料をお届けすることです。特に、食糧需要が拡大し、食の多様化が進むアジアにおいては、食料供給の一翼を担うとともに、農業生産拡大や生産技術の移転を通じ、食文化、生活水準の向上に貢献していきます。

当本部の特徴としては、食料バリューチェーンの川上(肥料製造、農業、飼料製造、養殖事業など)から川中・川下(穀物集荷、食品原料、食品製造事業など)に至るまで、要所で優良な事業資産を保有しており、アジアで有する事業会社数は24 社に上ります。主たる事業としては、ASEAN 諸国では高度化成肥料の製造・販売事業を展開、ブラジルにおいては農業・穀物集荷ターミナル事業に参画し、中国向けに加え、ベトナムに保有する港湾を活用した穀物販売も展開しています。

価値創造を可能にする強み

アジア諸国の事業会社が織りなす強固なネットワーク

当本部では、地域に根差した東南アジアの事業会社が、強固なネットワークを構築しています。

中でも、高度化成肥料の製造・販売事業は、タイ、ベトナム、フィリピン各国でトップシェアを確立。グループ全体の生産能力が合計180万トンとASEAN でも有数の規模を有しています。各社のブランド力は圧倒的で、こうしたポジションを確立できたのは、品質の高さはもとより、農村部の方々に対して、対象品種・時期・使用量などの教育プログラムを導入し、生産・収入拡大に貢献してきたことも奏功していると捉えています。また、ベトナムでは、当社が出資するIFV 社がASEAN 域内最大規模の穀物専用港を保有、食料・飼料の輸入事業や製粉事業を展開しています。同事業は、港湾インフラの整備・拡張、穀物サイロ・倉庫の建設をも手掛けたもので、ベトナムの貿易・物流をも支える事業として高く評価されています。

環境認識と価値創造戦略

東南アジアでは、食料市場が拡大するとともに、食の安心・安全に対する意識が高まるほか、高品質な食品へのニーズが増大しており、当社のビジネスチャンスはさらに拡大しています。一方で、食料にかかわる事業は、天候リスクや各国政府の規制リスクにもさらされています。

当本部では、より安定的な収益基盤を確立し、収益の塊を拡大していくことを目指し、既存事業の拡充と新規事業の創出に向けて、積極的な投資を行っていく計画です。2016年3月期業績は、前期比大幅増となる50億円の当期純利益を計上しましたが、将来的には100億円規模の当期純利益を上げる本部としていきたいと考えています。そのためには、主力の肥料事業で周辺地域への横展開を図り中長期的な収益強化を狙うとともに、穀物・小麦事業にて新たな資産を獲得し、地域の拡充やバリューチェーンの強化を図ります。さらに、水産事業についても、既存のマグロ養殖・加工などの事業を活用しつつ、健康志向の高まりを背景に需要が拡大する先進国向けに、加工・販売事業の新規創出に取り組みます。

注力事業:肥料事業

新たな地域としてミャンマー、インドネシアでの展開を推進

肥料事業では、既存事業の拡充と新規地域への展開に取り組んでいます。既存事業については、マーケティング活動の強化と生産能力の増強を進めており、今後も設備投資や工場改修の投資を行い、供給力の向上と周辺国への輸出強化を図ります。

新規地域としては、ミャンマー、インドネシアなどを含めた東南アジアへの展開を狙います。ミャンマーには、現在、タイから肥料を輸出していますが、同市場の需要拡大をにらみ、高度化成肥料の製造事業を展開する計画です。同様に、大きな市場であるインドネシアでも肥料の需要拡大が予想され、市場調査を進めており、販売・製造事業の展開につなげていく考えです。

注力事業:穀物事業

アジア地域における事業の進化と中南米を結ぶバリューチェーンの構築

フィリピンで展開する高度化成肥料製造・販売事業  (アトラス・ファーティライザー社)

穀物事業の中核を形成するベトナムにおいては、物流拠点として南部はIFV社にて港湾設備を保有しておりますが、同様に、北部での事業参画に向け取り組んでいます。 これにより、ASEAN 域内におけるきめ細かい物流ニーズに応えると同時に、小麦・飼料に加え、大豆、大豆粕、コーンなどの販売機会の拡大を目指します。さらに、製粉事業においても、IFV社の運営を通じてノウハウや知見を蓄積しており、事業モデルを確立した上で、東南アジア諸国にも拡大していくほか、下流への展開として、日本の品質技術を活用し、二次加工品事業や製パン事業などに事業投資を行う考えです。

一方、ブラジルで展開する穀物集荷ターミナル事業、穀物三国間トレード事業は、同国の経済情勢などの影響で厳しい環境となっていますが、ブラジルから中国を含めたアジア、ASEAN に穀物を供給していくビジネスモデルは、非常に魅力ある事業です。早期の事業の安定化に向け取り組んでいきます。

今後の取り組み

事業会社をマネージする機会を拡大し、人材育成を加速

当本部の強みは、最終的には人材であると考えています。ASEAN 諸国をはじめ、現地の文化を十分に理解し、事業会社をマネジメントし成長させていく。そういった人材を多く輩出することは、私たちの価値創造に直結するはずです。そして、当本部は、多くの事業会社を抱えており、人材育成に恵まれた環境だと捉えています。各地で現場を理解し、地域に根付いた事業をマネジメントすることで得られる力は、計り知れません。今後は、新たな事業展開も視野に入れながら、若手、中堅を含めて、より効果的なジョブローテーションを構築し、さまざまな地域・ステージでの経営の経験をさせ、人材育成を加速することで、ステークホルダーから信頼される本部を目指します。

機会

▶  農業生産拡大に伴う資材( 肥料など)、農産物(穀物など)の取扱量の増加
▶  アジアでの食の多様化に伴う食糧ニーズの増加
▶  食の安心・安全意識の高まり

リスク

▶  気候変動や供給過多など、需給バランスが崩れた際の価格変動リスク・輸送コスト負担リスク
▶  政策変更・規制強化などによるマージン圧迫など

コラム


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組織図

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