自動車本部

事業概要

経済成長が著しく自動車需要の拡大が見込まれるASEAN やロシアNIS、中南米などにおいて、完成車の輸出・卸売から組立・卸売事業、ディーラー事業、部品事業などを展開しています。

【事業内容】

 完成車輸出、現地組立製造販売、自動車卸・小売事業、四輪・二輪部品事業、品質検査事業、販売金融

自動車事業

本部の概要と目指す姿

世界の自動車産業バリューチェーンにおいて、高度な機能と付加価値の創出を目指す

  • ▶ 米国をはじめとする先進国、また経済成長が著しく今後も自動車需要の拡大が見込まれるASEANや、ロシアNIS、中南米などで各種事業を展開
  • ▶ 中核事業の一つである組立・卸売事業では、当本部の知見を最大限に活用して自動車メーカーや世界各地のパートナーと役割を分担し、安定的な収益確保を図る
  • ▶ 米国、ブラジルで展開しているディーラー事業やアフターマーケット事業においては、地域特性を踏まえたビジネスを積極的に展開、さらなる投資と事業の拡大を目指す
  • ▶ 部品事業では、多様化する顧客のニーズ、市場の特性に対応した最適なソリューションの提供

価値創造を可能にする強み

  • ▶ 成長が見込まれる新興国をはじめ、世界に有する30社の事業会社・約3,000人の社員(持分法適用会社を含む)を通じて蓄積した事業会社経営実績と経営人材
  • ▶ 組立・卸売事業やディーラー事業の専門的ノウハウおよび市場に対する知見
  • ▶ 「世界各地で一定以上の規模を有する事業会社を経営し、現地で雇用・育成した社員とともに成長することで、地域に根付いた発展を図る」というモデルを通じて、経験と経営力を身に付けた経営人材を持続的に輩出し続けうるシステム

戦略と取り組み

大きく変化するグローバル環境において、当本部では、従来型のビジネスモデルだけで価値創造していくのは不十分であると考えており、「中期経営計画2017」は次なるステップへの転換期と捉えて、事業の革新に取り組んでいます。

こうした中、当本部では、価値創造のモデルとして「3つの柱」を明確に打ち出しています。1つ目は、長年築いてきた事業会社経営という資産を有し、収益の柱である組立・卸売事業です。同事業は、基盤収益を稼ぐことに加えて、当本部の優位性である経営人材の輩出機能をも担っており、今後も強みを磨きながら強化・拡大を図っていきます。

2つ目はディーラー事業です。「中期経営計画2017」では収益を大きく拡大していくため、M&Aも含めたディーラー事業への積極的な投資により、規模と収益の拡大に取り組んでいます。

3つ目は、次期中期経営計画も見据えた将来戦略です。新たな事業モデルを構築すべく、さまざまな新規ビジネスに取り組むために相応の経営リソースを投下していきます。例えば、長年にわたり組立・卸売事業を展開し事業基盤・経験を有するフィリピンにおいて、より消費者に近いビジネスとしてオートローン事業を立ち上げ、付加価値の高いサービスを提供していきます。

世界の自動車産業は今後も拡大基調を続けるものと想定されます。ビジネスチャンスは多大である一方、競争も激しく、いかに市場の成長を取り込んでいくかが課題です。

Import Motors, Inc(. BMW/MINIディーラー)


「3つの柱」の推進にあたり、本部の最優先課題としてこれまで実績を上げてきた人材育成に継続的に取り組み、より多くの人材を輩出し続けることが、当本部の価値創造のカギと捉えています。人材育成については、5年後、10年後を俯瞰して、本部の業容拡大を見据え、独自のプログラムを実施し、国境を超えた登用・配置も積極的に行い、育成スピードの迅速化に努めています。特に、「中期経営計画2017」では将来の成長に向けたチャレンジ、「Challenge for Growth」がテーマであり、その実行のため、戦略的思考を重視した育成を行っており、幹部による若手とのコミュニケーションの活性化や世代別のさまざまなワークショップなどを実施し、本部戦略の実行力強化を図ります。

当本部では、こうした経営人材力のさらなる強化と、新たなビジネスモデルを確立することにより、双日の収益を牽引する本部、世界の自動車産業に貢献する本部を目指します。

 

注力事業:組立・卸売事業

強いビジネスモデルをさらに強化し地域的にも拡大を図る

当本部では、プエルトリコ、タイなどで順調に業績を伸ばしているほか、ロシアやフィリピンなどでも確固たる市場プレゼンスを発揮、引き続きこれらの既存地域の強化に取り組むとともに、新規市場・新規事業への展開も進めています。新規市場としては、ミャンマーにて中国メーカーの自動車販売に着手するなど新たな展開に取り組んでおり、今後も成長性の高い地域での積極的な展開を目指します。

注力事業:ディーラー事業

米国で確立した高付加価値ビジネスの展開を他地域にも拡大

米国カリフォルニアで約30年以上の実績を有し、現在BMW、MINI ディーラーを4店経営。中古車販売・アフターサービスに特徴があり、高収益を上げる経営モデルを確立しています。潜在的に大きな自動車需要があるブラジルにおいては同国の富裕層が集中するサンタカタリーナ州全域をカバーするBMW、MINI ディーラーを2015年に買収しました。米国で培ったビジネスモデルを活かし、先進国に限らず地域を広げて優良案件の発掘、事業拡大を図っていきます。

機会

▶  アジアの中間所得層増加に伴う組立・卸売事業での販売台数の増加
▶  社会インフラ整備が進む新興国における新規卸売事業の確立
▶  ニーズの多様化、グローバル化を見据えた小売事業・部品事業の展開リスク

リスク

▶  各国での政治・経済情勢に起因するカントリーリスクの変化
▶  環境規制強化など、社会環境の変化に伴う自動車需要への影響
▶  メーカーの海外展開など、事業環境、機能、収益性の変化への対応

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